北八ヶ岳スノーハイキング
 加藤 まゆみ


期  日 1999年2月27日(土)〜28日(日)
メンバー 加藤まゆみ、鷲宮の奥さん
タ イ ム
 
2/27(土)茅野駅バス停(10:15)−渋の湯(11:20)−黒百合平(13:45)−
東天狗直下(16:10)−黒百合平(17:00)
2/28(日)黒百合平(8:05)− 中山(9:00)−高見石(10:00)−麦草峠(11:00)−
茶臼山(12:45)−縞枯山(13:20)−ピラタスロープウェイ山頂駅(13:55)

 


 貴重な二連休の休み。茅野駅までの切符がある事だし、豪華に小屋泊まりハイキングをしようかと思ったが、一人では心細いので、去年登山学校で出会った奥さんを誘う。彼女はテントを買ったばかりで使いたいらしい。
 
 新宿から7:16発のあずさに乗り、9:00ちょっと過ぎに茅野駅に到着。雨が降っている。マクドナルドで時間をつぶし、バス停で並んでいると見覚えのあるおばさんに話し掛けられる。登山学校にいた方であった。彼女は蓼科山に行くとの事。バスが来たので別れ、バスに乗る。11:20渋の湯到着。雨は止んでいた。よかった。
 
 登山道に入る。ほとんどアップダウンはなく快適なハイキングである。上方でゴーッという風の音が不気味に聞こえる。
 
 13:45黒百合平に着く。思っていたよりボロい黒百合ヒュッテの前では雪上訓練をしている人達がいる。奥さんはそばにいたお兄さんにスコップを借り、私はピッケルで雪をならしテントを張る。一人用はとても小さい。私の立てた予定では、今日中に東天狗に登ることになっているのだが、時すでに15:00。とりあえず途中まででもいいからと行く事にする。最初のうちは太陽が顔をのぞかせていたが、雲のなかに隠れてしまった。天狗岳に取りつく時には強風で、トレースも消えてしまっていた。右にトラバースしながら登る。途中で振り返ると四・五人登ってくる人がいる。でも彼らは引き返してしまったようである。岩場を登り、「もう少しで頂上だよ」と言われるが、ガスが出てきてほとんど視界がきかず、風も強い為、あきらめて戻る事にする。
 
 テントに戻り、寒いのでシュラフにくるまりながらみそ味のうどんを食べる。奥さんは夏用+冬用シュラフ、カバーの三枚重ねでとても暖かそうである。寝る前に日本酒を飲んで横になる。寒い・・・。
 
 ゴソゴソというパッキングの音で目が覚める。本日は快晴である。お粥と餅といよかんを食べパッキングをする。
 
 8:05出発。頂上まで行けなかった東天狗がくっきりと見える。ちきしょー!樹林帯を歩き、中山に到着。展望台では180゜日本アルプスが見渡せる。素晴らしい。次はだらだらと下り高見石に着く。これまたよい眺め。麦草峠でスキーを見物しながら昼飯。汗をかきかき直登して茶臼山へ。少し下って稜線上を歩き縞枯山に着く。奥さんそこからの下りは張り切って走りだす。縞枯山荘の前を通り、XCスキーコースを歩いてロープウェイの駅に着く。
 
 なかなか良いハイキングでした。