2015年GW 春合宿穂高

• 場所:穂高
• 日程:平成27年5月3日~5月6日
• メンバー:かおり(L・記録)・イタ・トン + 先発隊サブL・笹田・カトー
• 記録
5月3日 晴れ ☀ (新宿駅発あずさ1号~松本駅~新島々駅~(バス)上高地~徳澤)

夜行バスを使わない往路は初めてで、松本電鉄上高地線に乗るのが楽しみだった。
期待を裏切らない松本電鉄のローカルっぷりとサービスにテンションが上がる。
新島々駅にてバスに乗り換え。ゴールデンウィークとあってかなりの人混みだ。
上高地に入ると、登山客と散策の観光客で賑わっている。
12:20 入山届をだして、3人で安全を確認後歩き出す
14:30 徳澤園到着
夜から天候が崩れると予報が出ていて、地面が芝生の徳澤園のほうが快適だとイタさんの名判断により徳沢泊に決定。テントは沢山張られているが、快適な場所を見つけ、設営。
サルがたくさんいて、テントの食料を食べに来ているらしい。残飯やごみ処理に注意したい。
16:00 sa山さんに会う
夕食の準備中に、ヒョコっと現れた。いつものごとくちょっと含みのある笑みをニヤっと浮かべている。
3人で興奮して再会を喜ぶ。本人はすでに一杯やっているらしく、テレながら「娘夫婦を連れてきた」と徳沢に居る訳を言う。当たり前のように娘さん夫婦も引き入れ大宴会。

写真①「あれ…あっつ!!」写真①「あれ…あっつ!!」

5月4日 曇りのち雨☂ (徳沢~涸沢)

7:00 sa山さん一家に見送られながら、徳沢を出発する。
天気が崩れる予報だ。早めに上高地を目指す。
8:30 横尾通過
途中、アイゼンを装着しようかどうしようか迷いうあたりで、雨粒があたる。雨具とアイゼンを着用。
どんどん天気が悪くなり、視界が良くない。涸沢を臨む絶景が見えない。
間近まで行かないと鯉のぼりも見えなかった。
13:00 涸沢到着
風と雨の中、先発隊テントの目印を探す。しばし探した後で、受付の目の前に陣取ってくれていたのを発見。
雨足が強まる中で設営。テントの中までビショビショになり靴も脱げない。
3人で気持ちまで湿気ってしまう。トンちゃんは初めての涸沢で一番悲惨な春の雨である。
先発隊が優しく「こっちのテントに来い」と声を掛けてくれるが、しばし3人で固まり無言。
「明日も、こんな雨だったら・・・下山しますか?」と誰が先に言いだしたのだろう?3人で大きくうなずく。イタさんと「こんな悲惨なテン泊もあまり無いよね~」と妙なテンションで盛り上がる。
先発隊と相談し、ケッチボー宴会をその日に行う。昨日に引き続き大宴会。

5月5日 晴れ☀ (涸沢BC~奥穂高~涸沢BC)

テントの外で前穂北尾根隊の声がして、飛び起きる。見送りもしないで爆睡しているとは?!
万全の準備を整え、勇ましい出で立ちの仲間たち。月が明るく、北穂に影を映し出す幻想的な涸沢を背に歩き出した。
朝食はイタさん特製の餅入雑煮。美味しい。
7:00 明るくなり、雪の状態が良くなるのを待ちアズキ沢に向かう。
30~40分歩いた頃だったか、長野県警の方が駆け上って来た。道をあけて追い越してもらう。すぐに人だかりが見え、事故が有った事を耳にする。簡単な消毒薬とガーゼを持っていたため、声を掛けに行くが、すでに心肺停止状態で蘇生措置を40分以上施している。涸沢から医師も上がって来て、手伝えることは無いと。
仲間の所にもどり、状況を伝えて、登頂するか意志の確認をする。逡巡するが登るとの心強い返事が返ってくる。頼もしい。
事故者の無事を祈りつつ、呼吸を整えさらに歩行や態勢に注意して歩きはじめる。救助へリが来るからなるべく距離をとりたい。
11:00 奥穂高山荘到着
お互いの装備を確認し、いよいよ難所である奥穂高山頂を目指す。
山頂直ぐの鉄梯子は露出していて、しっかりと握れる。つづいてのルートは凍結していない岩を選びたいが落石を起こすので、その右サイドの雪面を行く。
前日の悪天候で下山した人が多いらしく、あまり人が居ない。自分たちのペースで歩くには丁度良い。
快晴・無風の最高コンディションの中奥穂高山頂へ。
12:30前日の悪天候が嘘のように、素晴らしい奥穂高山頂である。360度の絶景。
前穂頂上にいるサブちゃん・笹田さん・カトーさんと無線でつながる。
2パーティほど頂上にいた他の登山者も前穂との無線を一緒に喜んでくれる。
大休止の後、名残惜しいが下山を開始する。登り以上に気を使い、少しでも危ないヶ所はザイルを出し下山する。奥穂の小屋まで慎重に下山した後、日暮れも迫っていたので早々に涸沢に向けアズキ沢を下る。

写真②「イタさんの貫録とは対照的にトンちゃんが乙女ちっく。奇妙な3人組にも他の登山客は写真②「イタさんの貫録とは対照的にトンちゃんが乙女ちっく。奇妙な3人組にも他の登山客は

17:15 涸沢BC到着
無事に登頂できた喜びを仲間と喜ぶ。18:00頃前穂のサブ隊が追って無事に下山。全員で無事を喜び大宴会となる。

5月6日 晴れ☀ (涸沢BC~上高地~帰京)

7:00 涸沢出発
晴天の中、惜しみつつ上高地にむけ下山開始。
何度も振り返りながら、青空の中雄大にそびえる奥穂を背を向ける。

写真③「無事に合宿最終日!ようやく全開の笑顔のメンバーと」

12:30上高地着
バスターミナルは登山者と観光客で賑わっていた。
バスの時間を確認し、チケットを取るとカトー氏・笹田氏以外の全員で温泉へダッシュ。
入浴時間はわずか10分ほどしか無かったが、汗だけでも落としたい面々は河童橋の人の山を越えて風呂へ。
往路と同じく新島々でバスを乗り換え松本へ。蕎麦を食した後、帰京。
今回も、穂高に来て無事に下山できたことを、仲間に感謝したい。