山行計画にあたって


1.メンバー
東京北稜山岳会では原則として現役会員以外との山行は認めていません。現役会員以外との山行を計画する際には以下のことに留意してください。

■北稜OBや休会中の会員との山行

 ロープを携行しないハイキングなどは会の山行として認めます。
ゲレンデでの岩登りトレーニングはリーダー会での協議対象となります。
ロープを使った山行や雪山、沢などを含むバリエーションルートの山行は会の山行と認められません。この場合、遭難や事故の際も緊急体制発動の対象となりませんのでご注意ください。あくまで自己責任です。

■現役会員、OB、休会中会員以外との山行

 会の山行と認めません。遭難や事故の際も緊急体制発動の対象となりませんのでご注意ください。あくまで自己責任でお願いします。

 

2.計画書

■計画書の作成と会への提出

山行の際には必ず会所定の山行計画書を作成し、メーリングリストに配信してください。
メールの件名:「計画書 目的地・ルート 実施日」

■自家用車利用の場合の注意

自家用車は万が一の際には重要な移動(救助要請)手段であり、手がかりでもある為、以下の2点に注意してください。

① 計画書を提出する際にはMLの本文に車種と車両ナンバーを記載する。(計画書に書いて提出してしまうと車両が放置される期間などが明らかになり安全上好ましくないため)
② 山行中はスペアキーを必ず同行者に預けておく。

■盛り込むべき内容

万一遭難や事故が起きた場合、パーティの行動内容を知るために計画書はとても重要です。
以下の点に留意して作成してください

①ルート
・駐車場、登山口、経由地、下山口は必ず記入する。

②時間
・主要な経由地の通過時間、下山予定時間

③連絡先等
・所管警察署の住所と電話番号(ルート上複数の警察署の管轄エリアにまたがる場合はすべて記載する)
・最寄りの有人小屋の電話番号
・会の緊急連絡先

④バリエーションなど難易度の高い山行の場合の追加情報
・地形図にルートを書き込んだ行程図
・ネットやガイド本で調べた情報
・取りつきまでのアプローチや核心部の情報
・有名山塊でない場合は最寄りの駅やインターなどからの位置図
・その他計画中に得られた情報やネットのURLなど

■警察への提出

山行実施の際は必ず計画書を登山届として提出してください。各登山口にあるポストや提出窓口のほか、警察によってはネットやメールでの受付をしているところもあります。

<例>
長野県(提出が義務付けられています)
https://www.shinsei.elg-front.jp/nagano/uketsuke/dform.do?id=1359683176274

コンパス(警察と連携して登山届の受付をしています)
http://www.mt-compass.com/reportmenu.php