高尾山夜通しハイキング 
水野 二朗

期 日 1999年1月16日〜17日
メンバー 水野二朗、吉田佳代
タ イ ム 天候【晴れ】
高尾16:55――高尾山口17:30――高尾山――小仏城山(ばんごはん20:00〜21:00)――
景信山――堂所山――陣馬山(お茶の時間23:55〜0:30)――和田峠――醍醐丸――連行山
手前でビバーク(3:10〜9:20)――生藤山――熊倉山――浅間峠(11:20〜11:30)――上川乗バス停(12:15)

  三連休の五竜〜唐松が悪天のためにポシャったため近くで遊ぶことにした。ただ、近くでウロウロしているにしても何か一ひねりしてやろうということで、1/16の夕方から久しぶりに夜通し歩くことにする。前日よりあちこちに電話して、暇な奴を捜すが、なかなかみなさんお忙しいようで、結局私と吉田さんで行くことにする。大酒のみメンバーなので少々先が心配ではある。
 
 だんだん暗くなるころ高尾山口より登りだす。そろそろ酒が飲みたい時間である。しかし、意志の強い我々は、晩飯を20時に食うと決め、その時には酒は飲まないことにした。予定通り小仏城山で夕飯とする。今日は若干冷えてはいるが非常に天気がよい。八王子方面のすばらしい夜景と、満点の星空のもと、ラーメンをズルズルすすって夕食とした。
 
 その後、ヘッドランプの明かりを頼りに淡々と進む。少しくたびれてきたが、なんとか、陣馬山に今日のうちに到着。小屋の脇のベンチで風を避けながらお茶をわかす。さすがに天の川までは見えなかったが、星空と夜景は他に人たちにも見せてあげたくなるほどのものだった。さー、どこまで行けるかなーと、日付は変わってもまだまだ歩く。しかし、和田峠から先は、かなり登らないとずっと林の中なので、夜は気分が悪い。ゾクゾクするのであまりお勧めではない。その後、だいぶ高度を取り戻したころ、ねむけでボーとしてきたので、平らなところを探して寝ることにする。それでもひつこく酒を飲み4:30に意識を失った。
 
 翌日目を覚ますと、すでに9時近いではないか。やっぱり寝過ごした。まーいいか。今日の目的地を生藤山〜浅間峠〜上川乗と決め、12:15頃バス停に到着。バスが来るまでの1時間半、ポカポカと陽射しが照るなか、バス停でいっぱいやりながらボーとして日曜日の昼時を過ごしたのだった。