藤坂RG
たかたか
期日:2012年1月18日
参加者:カトさん(CL)、サブちゃん、たかたか(記)
トレーニング概要:
1 アイゼンロック
@クライムアップ+懸垂下降
Aクライムアップ+クライムダウン
Bパートナー滑落時のビレイ脱出方法
Cアイゼントレーニング クライムアップ+クライムダウン(アイゼン装着)
2 南稜
@クライムアップ+懸垂下降
3 パピヨン岩稜
@クライムアップ+懸垂下降
7時に赤羽駅で集合。加藤さんに運転していただき、さぶちゃんと高野と3人で出発する。本日の天候は快晴、気温は非常に冷える寒さだ。だが、藤坂RGにつくころには、日が当たりはじめ、暖かくなってきた。丁度良いクライミング日和である。また、平日であるため他パーティは居らず、私たちだけで悠々と岩壁を使用できる環境だった。
今回の山行目的は、加藤さんによるクライミング講習である。加藤さんのご指導により、さぶちゃんは益々上達し、初心者の高野はクライミングの基本を学ぶことができた山行となった。
まず、難易度の低いアイゼンロックでフラットソールを装着し、ウォーミングアップ。ロープワークやビレイの基本方法を学ぶ。高野は懸垂下降を経験したことがないため、加藤さんにご丁寧に教えて頂く。いざ下降しようとすると、高度があるため恐怖心が湧き出てくる。情けないことに今回の山行の最後までそのへっぴり腰は治らない。高野とは逆に、サブちゃんはスムーズに短時間で懸垂下降を行い、さすが非常に手馴れた様子。
次のトレーニングは、自分がビレイ中に相手が滑落などトラブルになったとき、メインロープを別に確保し、自分が脱出する(助けを呼びに行く等)方法を教えて頂いた。まずさぶちゃんの見本。手順が多いロープワークだが、さぶちゃんはスムーズにこなし、素晴らしいお手本で、加藤さんから合格点をもらう。いざ自分でやると、ん?案の定ロープを正しく結べない。。滑落役の加藤さん、長時間ロープに吊らせたままですみません。
さらに同じ岩壁で、アイゼントレーニングを行う。まず、アイゼン装着での岩壁トラバースを行い、前爪2本で立つ練習を行う。体験したことのない感覚に戸惑うが、加藤さんに教えて頂いた姿勢であるくと、意外と安定することに驚いた。更にアイゼンロックの岩壁のクライムアップとダウンを行う。さすが、加藤さんやさぶちゃんは1センチ以下の足場に問題なくステップを刻んで登っていく。一方、高野は緊張しすぎて、まずお花摘みへ。準備万端(?)になり、挑戦するものの、普通に登るよりも体力を要し、緊張を強いられる。やっとこさ、クライムダウンを終えた。
アイゼンロックでの練習を終え、南稜へ移る。ここでは、加藤さんのご指示のもと、さぶちゃんがリードを務める。彼女にとっても初リードらしく緊張していたようだが、難なく登っていた。さらにパピヨン岩稜でもさぶちゃんがリードを務め、大役を担ってくれた。岩場がもろい環境で、一手ずつ動かすだけでも緊張したと思うが、とてもかっこいいクライミングだった。高野は加藤さんに足場を教えていただきながら(そして終点近くで右に逃げるズルをしながら)ようやく登り終えた。続いて加藤さんは難なく正規ルートを登り、今回の山行は終了。2時に終える予定が、皆練習に没頭するあまり4時になってしまった。
今回の山行は、上記に記載した通り、様々なロープワークやフットワークを教えて頂いた。ロープワークの手順は、各手順に安全確保の理由があり、それを理論的に説明頂くことにより、非常に納得しながら学ぶことができた。また、加藤さんが「最初は楽しんでやること」をテーマに初心者でも楽しめるルートを選んでくれたため、同時にとても楽しんで練習することができた。加藤さんは終始講師として教えて頂き、本当にお世話になりました。加藤さん、さぶちゃん、ありがとうございました。またご一緒いただけると幸いです。