子持山 獅子岩 南壁
期日:2012年11月3日(土)
アベ、ミナト、ノリ、sa山、さぶ
アベ
7月に来た時は雨だった。そのため4P目終了点で終わりとなった。
想像以上に楽しかったので、また秋に計画を考えていた。前回は中村さんとタカちゃんと3人だったが、今回はグンと増えて5人になった。
11月3日は晴れの特異日とか。そんなわけで、紅葉シーズンの関越道は朝から大渋滞。
それでも何とかAM8:00覧山PAで待ち合わせのノリさんと合流。
さらにイライラ原因?交通事故が発生したようで、一向に進んでくれない。
ようやく流れ始めた渋川伊香保で高速を降りて子持山を目指す。正面に獅子岩が鎮座している。子持ち神社終了点の駐車場には大量の車、観光バスまで入り込んでいる
。
少し手前のスペースに2台駐車できて幸運だった。
クライミングだけでなく、ハイキングコースとしても人気があるのだろう。
駐車場を出発して約40分で獅子岩基部に到着。最近人気が出てきているとかで、前に5パーティーもが順番待ち。
我が隊(アベ、ノリ、サブ & ミナト、Sa山)は約1時間待って、11時登攀開始。天気が良くフリクションがバッチリ効く。
このルートは全てのピッチに1から2のポイントとなる箇所がある。
1P目は縦ホールドからフリクションを効かせて立ち上がる一歩。2P目はホールドの乏しいハイステップの一歩。3P目は抜け口付近のフレークを利用したレイバック。<
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4P目は垂壁の乏しいホールド処理。5P目は緩傾斜に抜け出す一手一歩。6P目も見た目以外に際どいトラバースがあり、最後まであなどれない。
支点はしっかりしており、落石も殆ど無いのでマルチピッチの練習には最適なルートだろう。ただ、人気のルートのためかこのルートを楽しめるレベルに無いパーティ
ーも見受けられた。もっとゲレンデで技術、知識を高めてから臨むルートだと思う。後続もいるのだからルートの独占は許されない。我々の後から登り始めた人たちは
、明るいうちに帰れたのだろうか。
PM3:00獅子岩のピークに立つ。紅葉の山並みが美しい。
山頂は上州の冷たい風が吹いており、冬の到来を予感させる。
PM4:00駐車場到着。途中「子持ちの湯」で冷えた体を温め、いい心地で薄暮の上州路を後にした。
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4P目、核心部をリードするアベさん |
獅子の顎を下から見上げる。頂上まであと少し! |
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紅葉の山を臨みなら登ります |
楽しいクライミング後、頂上にて |