東京北稜山岳会は、北区の王子を拠点に四季をとおして多様な山行を楽しんでいます
現在、新人の募集はしておりません。2026年度の新人募集は春ごろを予定しております。
Climbing Digests
速報・日程:2025年9月13~14日
・メンバー:ヌマ、カトウ
・コースタイム:馬場島荘(3:10)―早月小屋(6:35)―剱岳山頂(9:35)―早月小屋(12:06)
―馬場島荘14:35) [...]
山行記録・日程:2025年6月28日(土)~29日(日)
・メンバー:ヤオ(L)、キヨ、ササジ、サブ、カトウ
・コースタイム:28日 矢立石登山口(5:30)ー入渓(7:30)ー乗越沢出合付近で幕営(11:40)
29日 幕営地(7:00)ー鞍掛山のコル(9:20)ー鞍掛山展望台(10:00)ー日向山 (11:50-12:40)ー矢立石登山口(13:25)
3月頭の養老沢ぶりに記録を書きます、ヤオです。
今回行ってきた鞍掛沢は、美しいエメラルドグリーンの淵が特徴の開けた沢で、日帰りも可能な沢ですが、今回はそれを前泊+1泊2日で遡行するというかなりのんびりとした計画です。
記録を見てもとっても綺麗そうで、ササジさんイチオシの沢ということもあり、期待大でスタートしました。
~1日目~
4:30 起床。駐車場から見える朝焼けが既に綺麗。
行程には余裕があるものの、週末の朝は駐車場の争奪戦になるため、ササジさん、カトウさんの車で前乗りしていました。
(前泊地でいきなり日本酒を飲もうとしていたキヨさん。私には理解不能です。酒は山頑張った後に飲んでこそ旨いものでしょう?)
トイレを済ませ、前泊地の尾白川渓谷駐車場から車で20分程の矢立石駐車場まで移動します。
5:30 入山。
共同装備はなるべく均等に割り振ったはずですが、やたらとザックが重いのがキヨさん。日本酒持ち過ぎなんです。それもビンで。
7:30 入渓。
所々崩れた林道を一時間半ほど歩き、ロープの渡してある急斜面を下ると尾白川に降り立ちます。ここからもうずっと綺麗。
7:55 最初の滑滝。
なんてことはない滝ですが、私は滑って釜の中へドボン。初っ端から全身ずぶ濡れ。この沢はフェルトよりラバーの方が効くようです。
8:20 夫婦滝。
この日のメインとなる二段滝。下段はササジさんが先に登り、お助けロープを出してもらいます。ツルっツルのスラブに苦戦し、みんな最後はゴボウで。ロープなしで登ったササジさん、すごい。
上段は簡単。
(ところでこの滝、なんで夫婦滝っていうんでしょう。
上段と下段で夫婦ってことなんでしょうけど、夫婦滝って二筋の滝を指すことが多いから、そう考えるとこれはけっこう珍しいタイプの夫婦滝なのかも、とか思ったり。)
9:00 鞍掛沢出合で一本。
休憩時、サブさんが泳いでいたり、キヨさんが飛び込みしたり。羨ましいですが私はけっこう冷えたので日向ぼっこしつつお二人を眺めます。やっぱり泳ぐならフラッドラッシュがほしい。
9:55 途中、いい感じの飛び込みスポットがあったのでみんなで遊んでいきます。背が高い人は足がついてしまう程度の深さ。
以降、天国みたいな綺麗なナメの連続。
11:30 乗越沢出合着。このあたりに幕営適地があるので、初日の行動はここで終了。
タープを張り薪を集めたら、各々自由行動に。
私とキヨさんは釣りに行きましたが何も釣れず、残念。
15:30 ぼちぼち火を起こし、宴会開始。夕飯はそばで、持ち寄ったつまみの方が豪華でした。
まだ明るいうちに始まった宴会は、最後にはサブさんとキヨさんだけになり、22時くらいまで続きました。
25:00 私一人、星空を撮るため夜中に起き出します。
肉眼では天の川までは見えませんでしたが、pixel9aだとばっちり写っていて、とっても綺麗。
~2日目~
5:00 起床。
朝食はラーメン。トッピングにコーンとワンタン。なかなかに贅沢です。
7:00 出発。
初っ端から滝を登ります。下部は右から、上部は左から。私が滝の左側を登っているうちにみなさんもっと左の草付きを登っていくから少し焦りました。ビビりながらも登り切ります。
この滝を超えて間もなく私が道を間違えたのでオーダーが反転。いくつか滝を高巻いて本筋に戻るまで、先輩方に先頭を代わってもらいました。
(リーダーとは名ばかり、ルーファイも読図もまだまだ初心者なのです。)
8:15 沢に復帰したところで一本。キヨさんがだいぶお疲れの様子。お酒飲み過ぎなのでは。
(ワンゲル同期にも、軽量化を無視して重い嗜好品を持参する人がいましたが、そういうのは余計な重量を課してもなお余裕を持てるだけの体力があるから格好良いと思うんです。)
9:20 鞍掛山のコル着。サブさんとササジさんは遅れ気味で到着し少し休憩。まあまあ急登でした。
その後体力温存と言って鞍掛山ピストンを拒否するサブさんとキヨさんには荷物番をしてもらい、カトウさん、ササジさんと3人で鞍掛山展望台へ。
10:00 急登を20分程登り、展望台着。
展望台からは甲斐駒の雄姿が望めますが、この日は少し雲がかかっていました。
15分くらい晴れ待ちして、引き返します。
10:30 コルに戻ってきました。登りは先輩方はゆっくりになるので、私とカトウさんが先行して日向山に向かいます。
11:50 日向山着。
良く晴れて、まさに天空のビーチという雰囲気の日向山。最後の登りが暑くて急で、息が上がりました。
30分ほど待ちバテバテの先輩方と一旦合流、道の駅で落ち合うことにしてまた2人で先に下山します。
13:25 矢立石登山口着。下山はなだらかで歩きやすい道。先輩組は40分くらい後に下山したそうです。
お疲れさまでした。
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長いアプローチと下山がネックと言われる鞍掛沢。確かに登りは急で疲れますが、怖いところはないので個人的にはあまり気になりません。
沢は綺麗で日向山も綺麗でテン場も快適。間違いなくこれまでで一番楽しい沢でした。
こんなに素敵な沢を教えていただき、先輩方には今回も大感謝です!
おわり [...]
速報日程:5/18
メンバー:ヌマ、サブ、ユミ、ウッチー、カイバラ、カトウ
8:30塩山駅集合-9:10乾徳山登山口バス停-11:20月見岩-12:30乾徳山山頂
-13:30月見岩-14:30道満山-乾徳山登山口バス停 [...]
速報●日程:2025年4月29日〜5月2日●メンバー:こば、うえ
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山行記録●日程:2025年4月5〜7日●メンバー:はぎ(L、記)、つりし、あず●コースタイム:(5日)逆川岳駐車場8:30…逆川岳10:15…横岳11:05…櫛ヶ峯12:30…逆川岳駐車場15:20(6日)酸ヶ湯温泉8:10…稜線9:50…小岳10:35…大岳鞍部避難小屋12:10…酸ヶ湯温泉13:30(7日)前嶽下路肩9:30…前嶽山頂150m下11:15…前嶽下路肩12:00
4月5日
レンタカーで宅配営業所に寄り、止めていた板をピックアップ。当初は横岳〜櫛ヶ峯〜横岳〜逆川岳で周回を取る予定だったが、以前GWのときに停めた路肩が雪で停められず…つりしさんは辺りを吟味しココなら路駐できるというが、ファーストペンギンになる勇気が出ず、逆川岳経由のピストンに変更。(登る前にきいた地元の方の話。横岳、沖揚平&もう一箇所駐車場ありとのこと。逆川経由の周回が取れるかどうか…?車道歩きが長くなるか…)
逆川岳は地味すぎて、通り過ぎてからGPSで山頂を知る。横岳でガスにまかれて怪しい感じになるが、ガスの晴れ間をついて、櫛ヶ峯へ出発。山頂から左に巻き気味に滑る。稜線に忠実となると、急&雪が割れていた。視界がないとわからなかった。危ない危ない。
櫛ヶ峯山頂付近に一箇所急なところがあるが、凍ってなかったのでシールで登れた。ガスガスの中の登頂。風もあるし、さっさと用意して往路を滑る。横岳はパスして、逆川岳への稜線へトラバース。横岳〜櫛ヶ峯間はシールは付け外しする必要があるが、そこからは下りに専念できる。850m下で左に寄りすぎて谷を挟みそうになったがギリでリカバリー、たのしく最後まで滑れた。
山頂でみかけた大人数パーティに怪我人が出たということで、登山口にレスキューやら警察やら大勢来ていた。ほどなくヘリが飛来、ピックアップできたらしい、よかった。
今回は憧れの酸ヶ湯温泉に連泊!でも寝不足で夕食後すぐ寝てしまった。
横岳へ…
横岳から、櫛ヶ峯との間の広大な鞍部もとい平原へ。あずちゃんの先につりしさん。広大!
その平原から、北八甲田を遠望
櫛ヶ峯からの滑降
櫛ヶ峯
4月6日
大岳環状ルートへ。天気よし!宿から車道へ左に出て、カーブの先で雪上に上がる。地獄湯の沢は、広いし緩やかで登りやすい。かなりあっさり稜線出てしまったので、ツアールートを外れて小岳に寄り道。高田大岳側からぐるりと回って、大岳の裾野へ滑り込む。大岳鞍部避難小屋からのルートは分かりにくく、GPSみながら意識的に左に行かないと、谷を源頭部で越えられなかった。
下の方は、かなり平らな所もあり…最後の、宿の横に出るところの急斜面は一瞬だけれどもよかった。下から目立つので、コケないよう&なるべく良さげ(※自分比)にターンできるように気をつかった。。。
今夜は昨日爆睡して元気一杯、千人風呂も行けました!
バックは酸ヶ湯温泉。帰りは後ろの斜面を下ってきます
地獄湯の沢
振り返って。岩木山がうっすら
奥は小岳。左は大岳のはしっこ。
時間が早いので小岳に寄り道することにします
硫黄岳の向こうに昨日登った横岳、櫛ケ峯
小岳を滑り降りてきました
大岳鞍部避難小屋
3日間お世話になりました
4月7日
出かけるタイミングでかなりしっかり目の雨。9時前に止んだので気を取り直して出発。40号線に入ったすぐの所からスタート。昼には下山しないといけないので、2時間ハイクアップしたら切り上げることにする。しかし前嶽は…ずっと平らだった。最後いきなり急になる、山頂150m手前、急なところを50メートル〜?登ったが、急になったあたりから樹林が低くなってきていて風が強く、雨もぱらついたので、撤退時間より15分早いが終了にする。滑りは…平らなところが長くてイマイチ。上まで行けばたのしいのか?ここにこだわらず、銅像ルート往復でも良かったかもしれないと思った。
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宿とレンタカーの手配をしてくれたつりしさん、遠方から参加してくれたあずちゃん。贅沢してしまいましたが、お二人のおかげで、楽しさしかない幸せな3日間を過ごせました。ありがとうございました。 [...]