八ヶ岳/硫黄〜赤岳縦走

●期日:2013年7月27~28日
●メンバー:ミナト(CL)、スガ(SL)、みやのり、サイトウ、いしつかみ(記)

●記録
〈7月27日 晴れ→曇り→雨〉
7時、新宿発のあずさ1号(自由席)に、ミナトさん、いしつかみ、が乗車。
いしつかみ、が先に乗り込むも流れに逆らって隣の車両に行きました。進行方向一番後方の席を確保。(でかした)と、リュックを席に置き横を向くと、みやのりさんがいるではありませんか。(よくやった、と、なおも誇らしげになったのもわずかで・・みやのりさんから痛恨のお言葉。「あれっ・・?ここ指定席ですけど・・。」その瞬間全てを理解し流れに戻りました。(先に乗車したのに何ミスっているんだろう・トホホ・・)ミナトさんがしっかり席を確保していました。助かりました。もうすこしで茅野までの長旅、直立で向かうところでした。初めての、テント泊山行もあって気が舞い上がってしまっています。落ち着かないといけませんね・・。
9時30分、あずさ組よりすこし早くにスガさんは茅野に到着していました。
バス停で合流し9時35分、美濃戸行きバス発車。(7日間有効で1500円)
10時15分、美濃戸口到着。小屋のご主人みたいなサイトウさんが現れ合流。
今回のメンバー全員そろいました。よろしくお願いいたします!!
10時23分、出発、オーダーはスガさん、いしつかみ、サイトウさん、みやのりさん、ミナトさんです。この時点では天気は晴れ。暑かったけど楽しい山歩きの始まり、始まりです。・・・・・。
11時24分、美濃戸山荘で休憩。温かいお茶や冷たい水など頂きました。
12時04分、林道終点、ここから北沢登山道にはいります。
13時00分、赤岳鉱泉に到着。スガさんは分かりやすく丁寧にテントの設営を教えてくれました。「一つ一つのことには理屈があって・・」などなど、発する言葉はまさに先生です。当初はテントの上に張る雨除けシートのフライも、「フライパン」と勘違いしていました。なにもかも新鮮な世界です。
テントを張り終えると、小屋のテラス状の場所で宴会を始めました。マムートのジョッキに入って(一杯800円)の生ビールで乾杯!「~~うん、旨い!」いっぱい汗かいた後のビールは格別です。つまみも豊富で・・(パクパク)・・ピスタッチオが止まりませんでした。何を話したか記憶が定かではありませんが、とにかく楽しく、楽しくって、笑いが止まらなかったことはしっかり覚えています。

130727赤岳鉱泉
赤岳鉱泉

時間を忘れる程の時を過ごしていると、雨雲が近づいてきました。宴会を一旦しめて、夕飯作り。メニューはカレーライス。事前に炒めてある野菜とひき肉を煮詰めるだけ。とっても簡単です。ライスはスガさんが炊いてくれました。炊き終えると同時に猛烈な雨が降ってきました。雨は1時間ほど激しくふり、夕食後も雨がやむまでしばらく団らん。ここでも、笑いはとまりませんでした。日中の疲れはどこへやら・・。
20時過ぎに男子テントを離れ女子テントにて就寝。やはり興奮しているのか、なかなか寝付けずにいると・・「スースー」っと、スガさんの寝息。外は雨でテントを叩く音がさらに大きく。(あ・・明日大丈夫かしら)心配しながらも先輩からお借りしたシュラフに包まれ、徐々に眠りにつきました。

〈7月28日 曇り→晴れ〉
3時起床。昨夜の雨はやんでいました。朝食はみやのりさんがラーメンを作ってくれました。シャキシャキもやし入りです。早朝もあって、食べれるか不安でしたがサイトウさんがもりもり食べていたので、(先輩に続かないと)できるだけ頑張りました。炭水化物は大事なエネルギー源なので必要不可欠ですから・・。
4時29分テントが雨で濡れているし、いらないものは置いていけるので、そのままにして出発。まず行者小屋にむかうも樹林帯の中はうっすら暗かったです。5時行者小屋に到着、少し休憩をしました。6時16分、文三郎道の中岳との分岐、ここでも少し休憩をとりました。ここまでくると曇りがちだった景色も、山頂のあたりは展望がよくなってきているのを確認できました。
6時45分赤岳山頂到着。結構登山者が多く、記念撮影をして早々に退散しました。こ6時52分赤岳山頂小屋にて、休憩。そこからすこし下り7時26分、赤岳展望荘ここでも休憩をとりました。ここで悪場が出でくるためミナトさんがトップに。いしつかに、安全対策のためチェストハーネスをセット。すこし歩き始めると・・渋滞となりました。8時30分、横岳手前のピークで休憩をとり、30分ぐらい行くと狭路で登りと下りが行き違えない状態が生じ動かなくなる程の渋滞に・・。

130728横岳付近
横岳付近、大渋滞中。

そこを過ぎると一気に空いてきました。危険な場所もなくなるため、ミナトさんとスガさんが入れ替わり、ここからまた、スガさんの足場を追いながら進みました。途中大量のコマクサを眺めつつ歩きました。スガさんやみやのりさんは高山植物に詳しく、高度な話しをしていました。(シロバナコマクサ発見)

130728シロバナコマクサ
紅白コマクサ

9時46分、硫黄岳山頂到着。広い山頂でしたが、周りが断崖絶壁となってスパッと切れ落ちていました。また霧が濃い所なので転落しないよう、ケルンが方々にありました。(事故がありませんように)

130728硫黄岳
硫黄岳

11時、赤岳鉱泉到着、テント撤収。14時45分発(しかもそのときは14時35分発だと思い込んでいた)のバスに間に合うべく急いで準備しました。
11時45分、赤岳鉱泉出発。急ぎ目で下山開始。トップはスガさんで、急ぎ目とはいえとにかく早い。すいすい先を行く。(何が何でも遅れをとってはならぬ)と、必死でついていきました。12時40分美濃戸山荘到着。この調子だと間に合いそう・・っと、思いながらも焦る休憩でした。あともう少し、下山途中にあるショートカットを利用しつつ、時間短縮を図りました。通り雨もパラパラ降ってきましたが、なんのその・・、ハイピッチ継続で・・13時30分美濃戸口到着。バス発車まで1時間以上あります。(あ~よかった)ゆっくりと入浴(500円)したり、蕎麦を食べたり、ビールを飲んだり、下山報告をしたりしてバスを待ちました。そしてここで、自車で来ていたサイトウさんとお別れです。サイトウさんはワークマンスタイルでバランスのとりかたを教えてくれました。しっかりと活かしていきたいと思います・・。
14時45分、茅野行きバス発車。思っていたより乗客はすくなかったです。
15時20分、茅野駅到着。ここで各駅停車の旅をするスガさんと別れました。スガさんはたくさん面倒をみてくれました。豊富な経験と知識には脱帽いたします。そして、時より正しい指摘にて(突っ込み)笑わせていただきました。ミナトさん、みやのりさん、いしつかみは、あずさにて帰京。新宿から埼京線に乗車。それぞれの駅にて解散しました。みやのりさんはテントを貸してくれたり、なくしたはずのペンを拾ってくれました。ミナトさんは誰よりも重いリュックを背負い幅広くサポートしていただきました。八ヶ岳は四季折々の楽しみ方がありますので、これから何度も訪れると思いますが、楽しく笑いの絶えない今回の山行は、忘れることがないと思います。みなさに支えられての北稜会、デビュー登山を無事終えることが出来ました。
皆さま、ありがとうございました。

南会津・黒檜沢

●期日:2013年7月21日
●メンバー:つりし(CL)、エビ、コバ、ハギ(記)
●行程:小豆温泉駐車場06:10~登山道横断点07:45~1030M二俣09:20~高巻き開始1220M地点10:25〜1400M奥ノ二俣12:30~4段30M滝下13:50~登山道22:00~小豆温泉駐車場01:50

●記録
土曜16時赤羽集合。西那須野で高速を下りてから多分24時間営業でないコンビニ(山あいの那須温泉街に入ったら、数軒の個人商店的ヤマザキストアのみ。温泉街手前の十字路にセブンあり)で買い出し。入渓場所の小豆温泉を通り過ぎてアルザ尾瀬の郷の駐車場にテントを張る、水洗トイレ&水道あり。入山祝い後就寝。

翌朝4時起床、小豆温泉スノーシェッドの切れ目にある駐車場へ移動。道路から入渓しようと黒檜沢にかかる橋を偵察するが、止めて三ツ岩岳登山口から5分ほど上がり、容易に沢に降りた。
コバさんが、下山祝いにと人数分ノンアルコールビールを持ってきてくれていて、流されないよう慎重に水に沈める(痛恨の残置品となるとはこの時誰も知らない…)

しばらくは穏やか。晴れていればもっとだろうが、白い花崗岩の綺麗な沢だ。ほどなく下部のゴルジュに入る。水量が豊富なので概ね水線を避けて右から左から、次々に出てくる滝を越す。たまに滝下で股まで浸かるが、思ったほど水は冷たくない。

01黒檜沢_ゴルジュ内
ゴルジュ内、次々滝が現れます

7M滝は登れず右岸の枝沢を登るとすぐに登山道にぶつかる。右に辿ると沢の横断点。銀色が眩しい、新しそうな鉄パイプ製の橋は崩れていた。
いったん開けるが、すぐにまた沢幅は狭まり、滝場。
一旦ゴーロになった二俣を過ぎ、途中ウドが沢山生えており10分ほど足を止め採取。コバさんから、お浸しが絶品というイタドリの新芽を教えてもらう。
再び滝場。最後の12Mくの字滝?、コバさんが果敢にフリーでシャワークライム、たきつけたつりしさんも負けじと続く。エビ&ハギは二人がザブザブと豪快に被ってるのを見て戦意喪失、左の岩壁から抜けると、またゴーロが広がる。

02黒檜沢_シャワークライム
コバさん直登中

ほどなく沢幅いっぱいに雪渓が現れた。端を舐めて少し進んだが、それもままならなくなり、天井が薄いスノーブリッジの先は陥没し、その先も視界が許す限りずっと続いている。ザッツ雪渓、な景色を沢で見るのは初めて、緊張+興味津々で中を覗く。

03黒檜沢_雪渓
雪渓が現れました

状態が悪そうだし側壁トラバースも土壁草付きでずっと行くにはどうか、ということで、纏めて高巻こうとの判断になった。スノーブリッジをくぐり抜け、右岸から藪に入る。途中、発破のような轟音が辺りに響き渡る。どこかで崩落してるらしい。一度本流左に並走する枝沢に降りるが、覗いた本流はまだ真っ白、枝沢に戻り少し上がってから再び藪に入る。高巻き開始から2時間ほどして沢が分かれているようだ、真下は白が途切れている。コバさんの文明の利器GPSで、1400奥の二俣付近に居るらしいと判る。高度計も1400。同時期の記録では、雪渓があるのはこの辺りまでで、詰める予定の左俣は雪がないかもしれない。

時間も押していたので、つりしリーダーは上部も雪渓が続いている可能性を考慮し、登山道横断点を目指して撤退、の選択肢も提示した。しかし話し合った結果、来た道を考えると、滝の側壁は高く洗われていて立木まで遠く、支点が容易に取れず懸垂ロープが足りない可能性、手持ちのハーケンも二枚ということで、撤退も厳しいものになりそうだ。ともかく降りて先を見てみようということになった。

懸垂で本流に降りる。
改めて地図チェック、本当にどんぴしゃで奥の二俣出合の左俣側に出たようだ。同じ斜面なのに雪渓で先がずっと埋めつくされた右俣に反して、左俣は見る限り何もない、この違いは何なのだろう。ともあれ一同喜び、明るい内に稜線に出ようと先を急ぐ。少し前から快晴になり、明るい白い沢はとても気持ちよい。後ろを振り向けば、近郊沢とは別世界な爽快な景色が広がっていた。

04黒檜沢_奥の二俣
1400M奥の二俣、後ろの右俣は雪で埋まっています
05黒檜沢_左俣
左俣は雪なし、快適
06黒檜沢
景色が開けて気持ちいい!

4段30M大滝の巻きをこなせば、核心は終わりだ。つりしリーダーがリード、左岸の草つきを直上(1P)ハング気味な真上の岩を巻いて右にトラバース(1P)、渇いた岩に強いアクアステルス靴のエビさんに交代、立っているスラブ岩を直上(2P)、さらにつりしさん直上(1P)、再びエビさんが岩と草付きのミックスを少し左に寄ってから直上(1P)、後続は固定ロープで登る。初めて使ったがタイブロックが非常に有効だった。にしても30Mロープなのでもう!?というくらいにすぐロープ一杯で、もどかしいほどにジリジリと進んでいく。読んだ記録では落ち口と同じくらい登ればすんなりトラバースでき、沢に戻れたような記述だったのだが。。。

07黒檜沢_奥は4段滝
奥に控えるのは4段滝
08黒檜沢_大滝高巻き中
大滝高巻き中…

傾斜が緩くなる岩稜と藪の境目まで来たときには、かなり高く追い上げられてしまい、沢には戻れない場所にいた。
気持ちを切り替え、このままこの尾根を稜線へ詰めよう!とつりしリーダー先頭に藪に突入。

しかし、上部の藪は強烈だった。ツル、太い笹、シャクナゲの波状攻撃(途中からトゲトゲ草も加わった)。携帯がつながったので、エビさんが18:30ごろ、下山が遅くなる旨掲示板に連絡を入れる。岩に突き当たり、少し左にトラバースして、マシな所から笹を掴んで強引に体を引き上げる(私は一度トライするも腕が負けてずり落ちてしまい、エビさんに最初の一歩ショルダーして貰う)。ザックを外して下に潜りザックを押しながら匍匐前進で抜けたり、足は概ね地面についてなかったり、なにがなんだかだ。ハーネスとかぶら下げているものは全部外してザックにしまった。

いよいよ完全に暗くなる前に、稜線方向にコンパスが合っているか改めて各自確認するようリーダーから指示される。また、ニッチもな岩稜に暗くなってから突き当たったら、明るくなるまでビバークすると伝えられた。

たまに太い木に乗ると頭が上に出て、スッと涼しい風。薄雲が被さっているが満月に近い月の光は力強く周囲の稜線をクッキリ浮き上がらせていて、新月でなくてよかったと思う。こんな所にこんな時間にいる自分が、ケモノになったような気分だ。遅れる私、コバさんが笹を倒したまま再三待ってくれる。
「登山道着いたぞー!!」と先を行くリーダーの歓声・ホイッスルが何度も吹き鳴らされ。全員が固い地面に揃ったのはちょうど22時だった。楽しみにしていた檜枝岐のお風呂もお蕎麦も今や、遠い彼方である。

さぁ…まだ終わってない、下山だ。
ヘッ電をザックに入れ忘れたコバさんよりもソロソロ降りる私を見兼ね、リーダーがストックを片方貸してくれた。3本足になって百人力。
登山道途中の分岐は、沢沿いコースでなく尾根コース(旧道)を選択。この瞬間、冒頭のノンアルビール残置が決定した。

コースタイムの2倍かけて車に戻り、そのままアルザに行く。それぞれ外の水道を借りて頭を洗い、水に浸したタオルで体を拭いて着替え、一応サッパリする。私も異臭を放つ服をぽんぽん脱ぎ捨て素っ裸(一応公序良俗上、皆からは離れた)、もうなんでもありである。午前2時半過ぎ、東京に向けて出発した。

月曜、つりしさん・コバさんはお休みを取り。。。、帰路お二人に運転を任せひたすら眠らせて貰ったエビさんと私は自宅へとんぼ返りで出勤。色々と忘れられない山行になった。

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在京のみなさまには本当にご心配をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。自分はパーティのために役に立てたのかと思うと、助けられるばかりで。「One for ALL、ALL for One」の精神で向かわなければならないと、身に染みました。
以下、記述は多少被りますが、MLに送付されたつりしリーダーによる顛末記を原文ママ記載します。
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前夜泊し、入渓は予定時刻6:00、花崗岩の綺麗な沢だが水量多く手ごわい、要所要所でロープを出す。
途中、登山道を横切るところまでネットの記録ではここまで大体1hほど、対し我々は2h特にそれほどのロスがあった覚えもないのだが・・
遡行を続け10時20分 スノーブリッジ出現、延長50m位が確認できる、真ん中薄く崩壊個所ありで、下も上も行ける状況にあらず、小さい枝沢を使って高巻き開始。
(記録でその部分は一部残雪が遅くまで残るとあったので、そこだけではないかとそのときに思った)
しかし高巻中の藪の隙間からときおり見える沢はまるでスキーコース、メンバーに撤退の可能性が高いと告げるが、よく考えると沢の状況は全体的に両壁切り立った泥壁か岩壁 もってるハーケンは2つ、支点となりそうな竹、木は沢床から約5m~10mほど上に生えているので、30mザイルでは床に届かない。(これが豪雪地帯の沢の特徴かと改めて思い知る)
とりあえず予定地点の奥の二俣まで行き方針決定しようと、今回遡行予定 の左俣に懸垂するとスノーブリッジが消えている、情報通りやはり一部なんだと大喜びし遡行続行 時間は12時30分これなら楽勝で登山道には明るいうちには出れる。
そして問題の最後の核心部の3連の滝の高巻き開始13:30 これを過ぎれば終わりが見える。
情報では左岸巻、少し登ってトラバース 下のワンピッチはザイルを出せばよいだろうとのこと。
1ピッチヌメ岩、2ピッチ泥壁トラバース、3、4ピッチ乾いたスラブ直登、5ピッチヌメ岩直登、6ピッチスラブ直登
どれも要ザイルのピッチ、支点は1cmの小枝をシュリンゲでまとめとる、30m以内で切らないとなので支点構築に時間にかかる。
目を凝らし探し登るもトラバースができるところが見つからない、どんどん上まで追い上げられる。
コースアウトしたのか?
しかし6ピッチからうえは藪、傾斜もなだらかになりザイルなしで稜線には行けそうである。
16時半 すでに幕営ができない沢に下降という選択肢はない、稜線から藪こぎで登山道に突破することを決定する。
親方達による北アルプス深夜の猛烈な藪漕ぎ話に、暗くても藪漕ぎならできるんだと勇気をもらい、しかしもしも岩場が出てしまったら、そこでビバークすると心に決める。
シャクナゲ、蔓、竹の猛烈な藪でなかなか進まなく心がたびたび折れそうになるが途中から開き直りこの状況を楽しむこととした。
22時登山道に到着、夜の登山道を通常コースタイムの倍をかけ2時に登山道無事到着しました。(嬉しかった~)

改めましてメンバーの皆様、お疲れさまでした。
藪漕ぎ計7時間、沢+高巻き計9時間、下山登山道4時間の累計20時間に及ぶ大変厳しい山行になりましたが、メンバー各々の日頃の鍛錬で培った体力、技術力に裏付けられた自信、そしてなによりお互いの信頼関係によりこの困難を乗り越え、全員無事に下山できたことを山行リーダーとしてメンバーに深く感謝し最後の結びとしたい思います。

奥多摩川乗谷・逆川

時期:2013.7.7
場所:奥多摩 川乗谷 逆川
メンバー:つりし(CL),ハギ,さぶ,sa山,エビ,スガ(一応記録)
記録:
7/6夜 奥多摩駅でさぶ,スガをピックアップ.道の駅にて幕営.
(道の駅はなかなか盛況だった.)屋根とベンチのある良い場所で宴会.

7/7 4:30起床.妙に盛り上がりすぎた宴会で皆寝不足.(+宿酔の者も…)
6:00近くに道の駅出発.
7:00頃 入渓地点の目標となる「カーブミラー」付近に駐車.
発見したハシゴを下りる→が,聖滝の下流とわかり戻る.
(このハシゴは私設?クライミングガーデンのものらしい.)
もう一つ先のカーブミラー脇から入渓出来ることがわかる.
7:50頃 正しいところへ入渓.
歩き出して15分くらい?で最初の滝(3m, 7m, CS 3m)が登場.

最初の滝
最初の滝

その後,ゴーロを30分以上歩く.
ちなみに,入渓者がいないため水は澄んでいた.(人が歩くと水
底の泥が舞って濁り,汚い沢になってしまうそうだ.)
9:20頃  5m, 2m, 4mの滝.
つりし,ハギはへつる.エビ,さぶは跳ぶ.sa山,スガは巻く.
9:50頃? 核心の4mは水にDive!暑いので泳ぐのは楽しい!!
ココを超えた辺りで単独行の男性1名が抜いていった?
※ この辺りから記録が曖昧….
11:20頃  トイ状 3段10m 一番上は突っ張りで超える.
11:40頃  4m(どんな滝だったか記憶が…)
11:50頃  ウスバ林道下の10m
つりしさんがハーケンをうちつつ颯爽と登っていった.
12:30頃抜けたが,スガがとりついてるときに4〜5名の中高

ウスハ林道下?10m
ウスハ林道下?10m

年パーティーが追いつく.(ここで出会っただけだった.)
13:30頃  25mの大滝は,またもやつりしさんが颯爽とリード.
このあと沢装備を解いて,傾斜をゆるゆると上がっていく….

25m大滝
25m大滝

15:40頃  川乗山頂到着.わりとすぐに下山開始.
17:17頃 百尋の滝,18:00登山口,18:13車に到着.

穂高合宿(後発隊:総合記録&北穂南稜)

平成25年春合宿(穂高・涸沢)

●記録 :たかひで
●期日 :2013/4/30 ~ 2013/5/6(先発隊4/30~、後発隊5/3~)
●行程 :

(先発隊)
1日目(4/30~5/1、晴)涸沢
 新宿22:30(夜行バス)5:30/6:00…6:50明神…7:50徳沢…9:00横尾…10:50本谷橋付近…13:30涸沢(幕営)
2日目(5/2、晴(高所一時雪))北穂東稜
 起床4:00…涸沢BC9:00…10:20東稜…14:00北穂高小屋…16:00涸沢BC
3日目(5/3、晴)涸沢槍-涸沢岳(sa山、笹田)
起床4:00…涸沢BC7:10…10:00涸沢槍右コル…12:30涸沢BC

(後発隊)
1日目(5/2~5/3、晴)涸沢
前日23:00 新宿・・・・5:30 上高地・・・9:20横尾大橋・・・・11:20本谷橋・・・14:30涸沢着
(後発隊+先発隊)
2日目(5/4、晴(高所一時雪))
 北穂東稜(sa山、グッチー、さぶ)、
 北穂南稜(笹田、いた、部長、カト、アトム、かおり、たかひで、けんた、コバ)
4:30 起床・・・6:30 出発・・・15:00松濤岩・・・・16:30涸沢着
3日目(5/5、晴)雪上訓練、徳沢
4:30 起床・・・8:30 雪上訓練開始・・・11:30涸沢戻り・・・・13:00本谷橋・・・・15:40徳沢到着
4日目(5/6、晴)帰京
 4:30 起床・・・8:30 雪上訓練開始・・・11:30涸沢戻り・・・・13:00本谷橋・・・・15:40徳沢到着

●記録

<2013/5/3>
前日23:00に毎日アルペン号にて出発。さぶちゃん会社の顧客周りでぎりぎり。
部長はしっかり酒をしこんでいる。みなあまり眠れなかった模様。
朝5時半くらいに上高地到着。6:05上高地出発。本日は涸沢までとのことでのんびり出発。横尾でほっしーが寝不足のため調子が悪そう、荷物はコバさん?が追加でもつ。
9:20 横尾大橋着。天気は極めて良し。今年のゴールデンウィークは休みが晴れで、谷間の営業日が天気悪というすばらしい感じ。
屏風岩に人が張り付いている、さぶちゃんの知り合いの仲間らしくなんと70歳とのこと。豆粒にしか見えないが。sa山さんがかおりんをさそっていた。
本谷橋まで、軽快に進む。ほんたに、もとや、ほんや?など皆それぞれに呼ぶ。
鯉のぼりが見えてきたが、こっからが遠い。
アトムさんに無線が入る。既に先発組が涸沢に降りてきているとのこと。滝谷に行く予定だったが、別の会の滑落者が出たのをみてやめたとのこと。
14時半頃、涸沢に到着。けっこう寒くなってきたが、恒例の?テラスで生ビールだーということで、集まる。おでんが一瞬で冷えた。I沢さんはカレーが食べたかったけど言えなかったとのこと。
テント場は小屋から近く、胸くらいまである雪壁があり超快適。あまりまたせるから、がんばって整備しといたよー、と先発隊のSa山さん。ははーっ、ありがたいと感謝したが後でよく聞くとどこかのかわいい女子大生集団がきっちりつくりこんでくれた場所が開いたので入ったらしい。
本日は、涸沢までで終了。二つの4~5テンに分かれて食事。体調がいまいちのほっしーは、女子テンで休憩、懇切丁寧な介護を受け復活。夜はかおりんのキムチ鍋、タップリの野菜と肉で大満足。育ちの良いI沢さんはキムチ苦手ということで危ぶまれたがお替りされていたそうなので安心であった。

<2013/5/4>
4:30起床。本日の朝食は春雨スープ。かおりんが一食ごとに具材をビニールにわけ、「○月○日朝食用」
ときっちりしてくれおり、コバさんの手際よい調理もあり、気持ちよい朝食。
6:30北穂高岳へ出発。東稜組はSa山さん、ぐっちーさん、さぶちゃんの3名、残りの11名が南稜組となる。この時点では東稜はハイレベル、南稜は冬山だから気をつけなければいけないけれど、そうは言っても夏道の一般ルートだから危険箇所は少ないだろう・・・、というのが未経験者の予想。しかし、昨日いたさんにルートの感想を何度か聞いたところ、「もちろん東稜のほうが難しいんだけど足跡はすごいあるから迷わないのよ。でも南稜はあまり人が行かないから、ルートがわかりにくいかもねぇ・・・。」との曖昧な言い方だったのが不安を感じる。そう言えば事前にインターネットで調べたときも残雪期の東稜は結構出てくるのであるが南稜は少なかった。
まずは北穂沢を登る。既に東稜や北穂高小屋行きの多数のパーティが先行しており、数珠繋ぎになっている。ゆっくりペースであるが、体が順応していないため段々と息がきつくなってくる。潅木がでてきたところで集団とわかれ、南稜ルートへ。東稜組と北穂高小屋行きのI沢さんともここで分かれる。

いざ、北穂南稜へ!
いざ、北穂南稜へ!

南稜は本日全く他のパーティーが入っていない模様。
ここでパートナーをかと・ぶちょう・アトム組、ささだ・こば組、いた・かおりん・けんた組、ほっしー・たかひで組と分かれる。私もベテランと組まないのは始めてであるが、3人でのヒマコン・ビレイがかなり難しいのは経験していたため、二人の動きやすさのほうが良い結果を生みそうだと思い、腹をくくる。ほっしーも不安であったろうが、確かな技量で進んでくれた。
7:30頃、潅木地点からスタカットで交互に進む。最初は調子が良かったが、だんだんと傾斜がきつくなり、キックステップの連続でアキレス腱がつりそうである。また、上部でビレイをする際も、さっさと足場をつくらないと滑りそうになり危険。疲れてくると前爪でキックした後に踵が下がり、バランスを崩す。後ろにさえぎるものは無く、足を滑らせればスキーの直滑降みたいになる。
やばいぜ・・・・、と思っていると「おーい、俺降りるわ」とののんびりした声が。先ほど別ルートに行ったI沢さんがいつの間にかスタスタと寄ってきて声を掛けてきた。足の調子が悪くなりそうなので降りることにしたら、南稜組が壁にひっついてぜんぜん進んでいないので、一応声掛けに来たと。
こっちの必死さとI沢さんののどかさが対照的でやっぱり大先輩はすごいわ・・・、と一同感心。
「いや、上り下りは膝に来るけど、こんだけアイゼン効けばトラバースは楽だよね」とのこと。
確かに雪の状態がとても良く、硬くも無く崩れてもいない状態で、アイゼンが非常によく刺さり、効くのはありがたい。後にささださん、I沢さんに聞いたところによればヨーロッパアルプス並みの素晴らしさだったとのこと。
8:30頃、きついながらも気持ちよく登っていくと、潅木が多くなりルートが左にトラバースしていく地点が見えてきた。ここでパーティを少し組み替え、いたさん・かおりん組、ささだ・けんた・こば組となった。トラバースは、先行するカトさん組がフィックスロープを貼るとのことで工作にやや時間がかかる。私はフィックスロープにカラビナ通しで進むがトラバースは本当に怖い。慎重に進む。
この地点は狭いため、ビレイする場所、休む場所が混雑した。ちょっと人の位置が入れ替わっただけでロープが絡む結果になることもあり、意思疎通と配置戦略が大事と感じる。

かなりの傾斜、厳しい。
かなりの傾斜

9:30 フィックスロープを全員が渡り、ほっしー・たかひで組は最終パーティとして登る。ここは落ちても後ろに林があると思うと少し安心。まもなく稜線に出る。
稜線に出てからが厳しかった。ヒマコンで進むこととなったが基本的にナイフリッジになっており、ところどころにハイマツが露出しており足場が悪い。確実にスタカットで・・・、と思ってもビレイヤーが安心できる足場を作れる感じの場所が少ない。時折パートナーのホッシーと意見交換しつつもヒマコンで進んでいった。ずんずんアトムさんがラッセルして道をつくってくれるのは有難かった。本来なら若手の仕事かとは思ったが、余裕をかまして後でバテタのでは元も子もない。心の中でわびつつも後ろから始めの順番どおりついていった。
ここまでビレイの時を除けばまとまった休みを取っていない。緊張のせいか空腹感はないが、なんらか食ったほうが良いと感じる。しかし結局、松濤岩まで小アンパンをひとつ食べただけとなった。
ここで東稜組より無線が入る。既に北穂高小屋に到着しているようだ。アトムさんが南稜組は後1時間はかかる旨回答。
12:30 途中、大きい岩が露出し、やや平坦となっている部分でカトさん組がまっておりここでセルフビレイして小休止。ここで「パートナーをビレイしてあげて」とのカトさんの声、これはホッシーのセルフビレイを取る手伝いをしてあげろという意味だったのだが、(意味は判然としないが)肩がらみでビレイしろとの意味と勘違いし自分の肩ロープを下ろしたところ、ロープがキンク。ほぐすのに時間がかかった。
いたさん組、ささださん組もほど無くして到着、ビレイし小休止。ここまで途中、途中でカトさんからお助けロープが適宜で出ており確保はしっかりされ、すべる人は特に無し。

14:00慎重に登っていくと稜線にでた。稜線は北と西にそれぞれしっかりした道があり、どちらの方向に行くかやや迷う。ささださんの意見を確認し、北へ前進。

稜線に出ました
稜線に出ました
稜線に出てからも厳しい
稜線に出てからも厳しい

やはり稜線は高度感がやや減り、ガスが出てきたこともあり、恐怖感は随分無くなった。しかし、右をみればきりたった崖であり慎重に進む。地図を出すタイミングがなく、距離以上に時間がかかる難所もあるためこの時点では、あとどれくらいで到着するかがわからない。しかし、ここで思わぬ「ケッチボーッ」の声がした。さぶちゃんか?やや気力・体力が衰えてきたところだったが、「仲間がもう近くにいる」、そう思うと活力がぐっと入った。
すこし進むと最後の難所が出てきた。たかが5mほどを下るだけなのだが、ほぼ垂直でとっかかりが少なく足元が見えないため心情的にはきわめて怖い。ここを過ぎれば東稜組が待っており、声が聞こえる。懸垂でおりるかほっしーから提案があったが、ここぞという時は慣れた動作のほうが安心と思いここは私の判断で肩がらみのビレイで確保し降りてもらった。結果、私は下からの確保で降りてくることになり怖い目を見たが、さぶちゃんがランニングビレイをとってくれたこともあり滑ることもなく降りてきた。後続はカトさんがロープをフィックスし、懸垂もしくはカラビナで確保して降りてきた。
15:00ここが松濤岩であり、久方ぶりの平らな場所だ。アンパンを食う、水を飲む、緊張の連続であったがやっとほっとする・・・。皆もそれぞれに休憩しているようだ。

南稜隊・東稜隊、ケッチボー!!
南稜隊・東稜隊、ケッチボー!!

休息後、北穂沢を下る。下り始めはかなりの急傾斜であり注意を要する。松濤岩で緊張が切れたこともありいまひとつ集中力がでないためすべらぬよう慎重に降りていく。Sa山、かおりん、さぶちゃんが先頭になり進む。途中たかひでが遅れ気味になってきたため、ささださんが心配してコンテを組むこととなりたかひではゆっくり行った。それ以外のメンバーは順調に進んで行き、途中でシリセードなどを試してみたりして余裕であった。時々、シリセードに失敗?して歓声・悲鳴が上がっていた。
17:00頃(記録不明確) 涸沢キャンプ場到着。着くといたさんが雪をつかった?抹茶カキ氷を用意して待っていてくれた。アタマがキーンとするが抹茶カキ氷は予想以上にうまく、なんというか身にしみる。本日の夕食はポトフ、二つのテントに別れ、美味しく食する。
リーダーぐっちーさんの提案により明日の予定をどうするか幹部で検討することとなった。結果、本日かなり充実した山行ができたこと、5/6は渋滞につかまらぬよう早めに帰ることなどを考慮し、明日は奥穂の予定はやめ雪上訓練を涸沢で行い、上高地まで降りることとなった。

<2013/5/5>
4:30 本日は余裕のある予定となったので各自起床。早めに起きてモルゲンロートを待ったり、食事前までゆっくり待つ人などそれぞれ。青空となり、非常によい天気。前穂にかかる三日月が美しい。
5:30頃、長野県警のヘリが飛んできて、北穂高小屋のあたりをホバリングしている。どうも逆側にある滝谷で遭難が出て捜索している模様。昨日、捜索が時間切れになったので日の出とともに再捜索しているのであろう。どのような手はずか涸沢キャンプ場に一旦戻っては滝谷で捜索を繰り返していた。
7:00 朝食はテントの外にでて裏手で雪上ブレックファースト。野菜ソーメンがうまい。藍澤さんのコーヒーは更にうまい。開放感のある朝食はとても気持ちよく堪能した。
8:30 雪上訓練開始。テント場から前穂方面に行った斜面であるが傾斜は結構ある。笹田さんを講師に自己確保、ビレイを中心に実施。特にアックスをつかって短時間で支点をつくるやり方が印象的であった。どのような確保の仕方が正解かは雪の質、ルート行程によって変わり完璧はないとのこと。本日の雪質ではアックスでの確保が非常によく効く。私は指本日もほっしーとパートナーを組んで、指示通り4ピッチくらいかかる潅木までスタカットですすんだ。最初は皆、我々と同じコースを取るという話だったが、なぜかついてこず??。他の方たちは基本的にあまり当初地点から動かず、技術的なことを反復練習していた。滑落訓練は、古武道をやっていたほっしーが相変わらず、受身のような動きでシャープな滑落防止を行っていた。私の防止は体重のせいか?「迫力がある」とのこと。昨日、厳しいルートを経験しただけにいつにも増して真剣さがある充実した訓練となった。本日は快晴、特に力のある人は奥穂アタックもしたかったと思うが、訓練に同行していただき感謝。
11:30 訓練を終え、テントを撤収、下山開始する。晴天に美しくのびやかな穂高が広がっており皆なんども名残惜しげに振り返っていた。
13:00 本谷橋に到着、小休止。周りを見ると行きの時とやや様子が違う。真っ白だった雪面がやや汚れ、埋もれていたはずの川が水面を見せていたり、急速に雪が溶けたようだ。横尾にて小休止。
15:40 徳沢園に到着。キャンプ場の奥のほうにテントを張る。徳沢ロッジで16:30から日帰り風呂が使えるので数名で赴く。風呂は洗い場・風呂を併せて8名ほどでいっぱいになる程度の規模だがさっぱりして快適。明日は帰るだけであり心配することはなにもない。徳沢園で大量にビールを仕込み、宴会開始。全ての酒・つまみを皆差し出し、盛り上がる。ほっしーのビーフシチューも素晴らしく美味しく、お替りの声がでる。かおりんは、Sa山さんの直火あぶりキットに夢中で、よらば焼くぞとの勢いでエイヒレ、フランスパン、イカなどなどを手当たり次第にあぶっていた。われわれの会は大丈夫であったが、滑落・事故を見る機会も多かったため、熱く安全対策を語り合ったり、印象的なルート・素晴らしい景色を振り返ったりと話は尽きない。
一人づつ感想を話していったが、手ごたえのあるルートだっただけにパートナーとの信頼感が強くなったことが特に皆の中心的な感想だったようだ。たかひでとほっしーのペアは、とにかくにも2人でやりとげたということで敢闘賞?を頂いた。いたさん・かおりんのペアは谷川でも力量がわかっていたとのことだが、今回で更に信頼があつくなったようだ。また、南稜ルートでは笹田さん、カトさんをはじめとしてベテランが見守り、安全策を考えながら導いてくれたことに感謝。この日、遅くまで笑いが絶えぬ宴会が続いていった。

<2013/5/6>
6:00 起床。本日は、上高地まで帰るだけとなる。カトさんより、明神池によっていく案がでる。上高地にはなんども来ているが、有料(300円だが)の明神池行ったことがなかった。タクシーを頼んでおり予定の時間まで十分あるので、まぁそれほど期待はしないが話の種だ・・・・、と思っていたのだが、鏡面のような泉は思いのほか美しく景色を堪能。思い思いに皆写真を撮っていた。ゆったりとバスターミナルに向かう。もう一本道だと思っていたらSa山さんがやぶの中に入っていったり河原を歩いていったりする。気づけば人が通った跡がある道なものの、一種の抜け道みたいなもので傾斜が少ないルートを通っているのである。さすがは研究熱心なベテランと感じ入る。
9:30 上高地バスターミナルに到着。ちょうど良い時間でタクシーが待っており急ぎ乗車。ミニバスとタクシーで松本まで到着。タクシーの運転手さんに良いそば屋がないか聞くと、松本駅の駅前のそば屋が馬鹿にできないおいしさとのこと。素直に助言に従い駅の「榑木野」にて昼食。ここはそばも美味しかったが各地の地酒が50種類くらい小瓶で出てくるところも素晴らしい。いやも応も無く日本酒を頼む。Sa山さんは5種類も頼み、またおつまみをたくさん追加して皆に分けてくれた。本当は意気軒昂な某女子への献上品?の一部のおすそわけかもしれないが有難く頂く。
それにしてもそばも盛りが威勢良く、普通でも食べきれないくらいである。けんちゃんは最後に皆からたんまり頂いていた。やせの大食いというがペロリと食べる姿が頼もしい。
満腹し、ほろ酔いとなり、素晴らしい山行もここで〆。山行の成果に満足し列車にて帰宅した。
他の山行もそうだが、今回も先輩に助けられ、それぞれに力を出し合い成功した山行であった。リーダー、サブリーダー、幹事の皆様と先輩方に感謝。

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参加者感想

<ぐっちーさん>
春合宿参加の皆様へ
先発隊各位の支援を得、天気にも恵まれさぶSLと共に無事終えることができ、改めて皆様のご協力にお礼申し上げます。当初の計画とは大分変更しましたが、内容は頗る豊富なものではなかったでしょうか?改めて、皆様と振り返りの機会をもてればと思います。
I澤さん、北穂からテン場に到着した時に迎えて頂いた温かなココアにとても癒されました。3泊のテント泊では、酔っ払いのいびきで安眠を妨げ申し訳ありませんでした。
今日出社し、日焼けのひどさをどう弁解したものか思案しているところです。取り急ぎ御礼まで。

<さぶさん>
皆様
すばらしいお天気に恵まれみなさんと雪の涸沢をご一緒できたこと本当に幸せに思います。
いいところですねぇ。
また、事故が多発したGWにおいて誰一人けがもせずに、無事下山できたことをグッチーリーダー、諸先輩方、また、参加メンバーに感謝いたします。
今後の糧にしたいと思いますのでSLとしての行動にアドバイス等ありましたら個人的にでもご連絡いただけると幸いです。
あの雪景色が目について、仕事中にぼんやりしちゃうさぶでした。
また、行きたいですね!!
皆様、ありがとうございました。

<かとさん>
岩登り(7名)、雪山(14名)、沢登り(3名)、合計24名の参加者を得た春合宿は滞りなく終わることが
できました。参加者の皆さまにはそれぞれ充実した合宿になったことと思います。
事故もなく充実した山行になったことはリーダーの皆さまのお陰であり感謝いたします。
また、高度な技量を駆使して後輩を導いていただいた先輩の皆さまにも感謝いたします。
事故なく終わりましたことは、参加した皆さまのこれまでの精進の賜です。
私自身は多くの課題を抱えた合宿でした。参加者の皆さまもそれぞれ少なからず課題をお持ちのことと思います。
課題を克服し安全山行を続けるためにも月例山行に積極的に参加するなど更なる精進を重ねていただきたいと思います。

<S田さん>
今年の穂高の雪面は冷え込みによる稀にみる好条件で、そんな中合宿できた事は幸せでした。
短期間でしたが一段と逞しく成長した姿を頼もしく感じました。
色々ドラマも生まれました。
雪の穂高はやっぱり素晴らしい。

<I澤さん>
思いかけず、約47年ぶりに春の涸沢に入れました。皆様有り難うございました。
自分なりに鍛えて入山したつもりですが、やはり力不足(年齢とは言えない)でした。
反省していますが、これ以上は鍛えようがなく、涸沢もこれが最後の見納めかと、テントキーパーのような形になったのが、逆によかったと思っています。
痛めた左膝の大事をとって、東稜はリタイヤさせて頂きましたが、十分満足できた合宿でしたし、またいろいろ?勉強させてもらいました。カトさん、S田さんに甘えて好き勝手に参加させて頂いています が、これからもどうぞお誘いくださいますよう(私の力量を考慮のうえで)お願い致します。

<Sa山さん>
朝、コーヒーの香りに励まされ、緊張と、雄大な山容に擁かれた楽しい合宿でした。昨日は泊り勤務で、今日荷物の乾燥と整理をしています。
皆様、素晴しい涸沢堪能できました、何度行っても、どの季節行っても良いところですね。ところで、蕎麦屋で最後に会計された方どなたでしょうか、お酒代を払わないで出たのは私です、次回集会で清算いたします。

<いたさん>
合宿お疲れ様でした。
お世話になりました。
真っ青な空に聳える 穂高の白い峰・峰・・・よかったですね~。
涸沢は想い出がいっぱい詰まった、私の一番好きな所です。
雪の北穂南稜に登りたい。
いつか徳沢でテントを張って泊まってみたい。
はからずも願いがかなって、とてもとても嬉しいです。
ありがとうございました・・・。

<かおりさん>
皆様へ
グッチーリーダー・さぶサブリーダーをはじめ、皆様本当にありがとうございました。
特に、両リーダーには、山行計画・往復の手配・会計等、大変お世話になりました。
忙しい中、取りまとめていただいた事に感謝しております。
また、先輩方には厳しい実践の中で助けていただき、無事に下山できた事に、書き表せないくらい感謝しております。
南稜の尾根にまたがり、前穂を正面に見ながらザイルを引く経験が出来たのも組んでいただいたイタさんの「大丈夫よ~行けるわよぅ~」と言う優しい声と励まし・的確なアドバイスがあっての事と深く感謝しております。
またS田さんパーティが後ろに居ると思うだけで、かなりの安心感があったこと、
カトさんパーティが先頭を切り開いてくれたこと、
東稜隊の「ケッチボ~」が感動したこと、下山時のI沢さんのココア!何に感動し、感謝し、感激しているのか・・?!全部です!
涸沢での雄大な眺めの中での朝食・雪訓・抹茶味のかき氷
徳沢での楽しい夜・さわやかな朝初めての明神池私が俳人なら一句どころか『奥の山道』を詠いあげていたことでしょう。
最後に、自分の力量不足を感じ、反省しながらも、あまりに楽しい山行だったので是非また同じメンバー+で涸沢ベースの合宿をしたいです。

<ほっしーさん>
上高地着早々高度障害に陥っていたほっしーです。
その節は本当にご心配をおかけしました。こと女子寮での上げ膳据え膳の介抱、痛み入りました。翌日の活力を取り戻すことができました。
初めての雪の穂高。南陵アタックに際し、出だしから目撃した滑落の現場に心挫かれ、さらにツーマンセルでの登攀とあり、ベテランの方に頼れない中で自身とパートナーの安全の為に必死で頭を働かせていました。これまでどれだけ先輩方に頼っていたか、また、知らずしらず必要な技術をしっかり伝えられていた事を自覚する良い機会を与えて頂けたと思っています。(それでも技術面はまだまだ初歩ですので今後も学んでいかねばと気持ちを改めています。)
ひで様。こちらこそ拙いパートナーで苦慮されたことと思います。何度か奥様の顔が浮かぶ場面もあったのではないでしょうか。共にケガもなく降りてこられたこと、本当に感謝しています。ありがとうございました。言えるほど大したものでもないですが、いずれ一緒に東稜をめざしましょう!
そして皆様、特にぐっちーCL,さぶSL,準備段階の各手配から、このような素晴らしい機会を与えて下さりありがとうございます。怖さも知り、ますます山が好きになりました。遅ればせながら、感想に代えさせて頂きます。

<コバさん>
皆様本当にありがとうございました!
こんな素晴らしい山行は僕にとって人生で初めての経験です。
南陵はS田さんに引っ張り上げてもらったようなものですが、自分たちのパーティーだけで一つのルートを独占しているんだという充実感を持つことができました。
そして何よりも次につながる多くの技術や心構えを学べたと実感しています。
これからも精進して鍛えねば!
そう、I澤さんのココアは一生忘れられません。
それにしても涸沢っていい場所ですね!

<けんたさん>
皆々様
この度の合宿では、大変お世話になりました。
私もコバさんと一緒で、上にあげていただいたというのが正直なところです。
また、自分の力不足を強く認識した次第です。
自分の能力不足や仕事などで、遅々として
進まないかもしれませんが少しずつでも前進していきたいと思いますので、今後ともご指導をどうぞよろしくお願いします。