栗原川ツバメ沢遡行 ケヤキ沢下降

日程:2024/8/3~4
メンバー:Lきよ、にんべん、あさ
コースタイム
[1日目]9:09栗原川林道駐車場 → 10:04 栗原川ケヤキ沢出会 → 13:15円覚大膳滝(巻き) → 15:43ツバメ沢入渓 → 16:30幕営地着
[2日目]6:00幕営地発 → 7:57 林道 → 8:23 ケヤキ沢入渓 → 11:20 ケヤキ大滝 → 13:10 栗原川入渓 → 14:10栗原川林道

1日目

栗原川林道の通行止めになっている最奥地まで車で移動
栗原川林道は現在廃道となっておりこれより先は行けないようだが現在復旧中なのだろうか、数人作業をしている方がいた

装備を整えて工事中の道の横を通り沢へ向かう

工事用の道を道なりに進み、いい感じで降りられそうな地点で下降
ロープなどは不要で簡単に降りられる

あっという間に栗原川へ入渓
しばらくは開けた河原となめを歩いていく

今回の遡行で唯一のロープを出す滝登り。
右側からロープを出して登る。
落ち口が少しだけいやらしいがそこまで難しくはない。
少し戻って右側から大きく巻くこともできるようだ。

またしばらくはなめと河原交じりの沢を登っていく。

13:15 円覚大膳滝へ到着
登ることもできるようだが、今回は新人もいたので巻くことに

円覚大膳滝を少し戻ると右岸の谷地に踏み後があるのでここから巻く

谷地からトラバースする地点が不明瞭だがよく見ると奥のほうに踏み後があるのでそれを目指していくとよい。
その後は地形図を見ながらトラバースする。

昔人が住んでいたらしい場所
こんなところにな何で住もうと思ったのだろうか

その後は一度不動沢へ下降するがすぐに脱渓し、ツバメ沢へ向かう
co1105の近くを通り尾根沿いの地形が緩やかな個所から下降する(一度ルーファイを失敗し違うところから下降しようとしていた。もっとよく回りを見ないとなと反省)
最後の10mぐらいは危なそうだったのでロープを出して懸垂下降でツバメ沢に入渓

下降後、少し歩き、16:30ごろ沢がΩ形になっている部分で幕営

我ながら麻婆豆腐は絶品だった

2日目

5:56幕営地を出発

朝日と小滝が美しい

最後はかなり細い沢になる

8:06特に藪漕ぎもなく少し急なぐらいの詰めを登っていくと林道にでる。

8:23そのまま快適な林道を20分ぐらいあるいていると、ここから入れと言わんばかりに門戸を開いているケヤキ沢が現れる

しばらくは倒木多めのゴーロ帯が続いくが、沢中は非常に歩きづらい
沢の横にかなりはっきりした踏み後が続くため、そちらを歩く

たまに出てくるナメに癒される

10mないぐらいの滝は右岸から簡単に巻ける

11:20さらに進むと一気に視界が開け、ケヤキ大滝が現れる
こちらは右岸から巻く。
トラロープも張ってあり、その通りに進むと少し開けた平地に出る。
そこから懸垂下降で降りると、トラロープが張ってある道に下降したのでどこかをトラバースすればきれいにこの道に出られたのではないかと思う。
下降地点からさらに懸垂用の捨て縄が掛けられた木があるのでもう1ピッチ懸垂下降する。
30mロープでは下までは行けないがクライムダウンで降りられる程度のところまでは下降できる。
ケヤキ大滝は圧巻だった。

それからしばらく進むとあれだけあった水量の沢が枯れ沢となる
退屈なゴーロ道を歩いていく

しばらく進むと沢の水は復活する

ケヤキ沢から臨む栗原川

栗原川に合流し、ナメを噛みしめながら下る

栗原川の広い河原から脱渓する。
工事中の道に土砂が積んであったり、大穴が開いてあったり、急な坂と照り返しにやられつつ14:10栗原川林道の駐車場に到着
最後の工事中の道が一番きつかった

栗原川は開けていてナメもきれいで難しくもなくとても良い沢でした。
巻き道もそれほど難しくもなく、良いルーファイの練習にもなりそうです。(今回の沢でルーファイが課題だと痛感した)

ケヤキ沢はケヤキ大滝がとにかくすごい!一見の価値はあるかと思います