【期間】2019年1月26~27日
【メンバー】つかみ(記)わだっち
【行程】
1/26 王子駅前(6:20)・・駐車場(11:08)~広河原登山口(11:40)~恵那山(15:40)~恵那山山頂小屋(15:55)幕営
1/27 恵那山山頂小屋(7:50)~広河原登山口(10:05)~駐車場(10:33)
東京から中央自動車道、飯田山本ICを降り、月川温泉を超え駐車場へと向かう。
駐車場までの林道は先行車が通った形跡があるが、道を外れると谷底に真っ逆さま。集中しながら、ゆっくり慎重に進む。
駐車場には既に2台の車が。ここのスペースには50台程度駐車可能と照会されているが、この時期は雪の都合もあり20台ぐらいが限界。
身支度を整えへ出発。峰越林道を歩く。崩落が激しい場所で、特に雪解け時期にはゴロゴロと石が転がっている。歩くこと40分程度で登山口に到着。
登山口から河川へと下りる。そして、丸太の橋を渡り対岸へ進み、左手方向の斜面を登って行く。登山道は整備されている。この辺りは雪が10㎝程度だった為、アイゼンや輪かんを装着せず、ツボ足で登って行った。
4合目付近まで傾斜があるが、その後は比較的なだらかだ。時折、隙間から展望が楽しめる。5合目過ぎたころから、雲に覆われ粉雪が舞う。7~8mの風に吹かれ寒さを実感。汗をかいたせいか髪が凍ってバリバリになってる。しばらくするとおさまり、日差しが見えてきた。それにしても地味な登山道だ。しかし、コロコロ変わる天候に、気持が影響され退屈せずに歩くことが出来た。
樹林帯を歩く
恵那山頂上。2191m。展望がなく、テントが張れそうなぐらい広々している。
頂上から15分位少し下ると、恵那山山頂小屋に到着。
私達の他、8人のパーティがいて宴会山行とのことだった。心の奥底では、とにかく寒いし面倒だし、避難小屋がいいと思ったが、テントを張ることにした。
せっかく担いで来たし、練習にもなると思いせっせと整地を始める。
この日は上空に強い寒気が留まり、ザックにぶら下げている温度計はマイナ19
度。凍えながらテントを張り一段落。テント内にも内張りを装着したが、寒い夜を過ごした。
恵那山山頂小屋
翌日、避難小屋の裏手の岩場から展望が楽しめるスポットがある。行ってみたが、曇り空で見ることは出来なかった。
寒くて仕方がなかったので、さっさと下山を始める。
途中、吹きっさらしの箇所はトレースが消えており、その上を歩くのは気持ちがよく、最高である。楽しさが上回ると寒さも感じなくなっていた。と、いうより天気がよく、日差しもあり一気に下っていた。
下りも、アイゼンや輪かんを着用することなく終わった。
最後に、核心はなんと言っても相方の誕生日。無事に山頂で迎えることが出来た。
「おめでとう!」心に残る山行となった。