山行報告(141019 割引沢~ヌクビ沢~三嵓沢右俣)
【行程】
10月18 日(土) 赤羽駅 発14:30 ― 桜坂駐車場下、夕方着。
10月19 日(日) 起床5:00、駐車場 発 6:30 ― 割引沢~ヌクビ沢~三嵓沢右俣~ニセ巻機山12:00(直登組)、高巻組と合流12:40、下山開始13時~(登山道)~15時前 駐車場
【メンバー】
コバ(L)、エビ(SL)、イタ、ハギ、アズ、キム兄(記)
【報告】
10/18土曜日
赤羽駅に集まってイタさんの車一台で出発。まだ明るいうちに桜坂駐車場付近の空き地に到着。4-5テンを張ってその前で車座になり宴会開始。たき火がないから寒い。コバ隊長が用意してくれた前菜はおやきなど、メインディッシュはトマトカレー。
小柄な女性が多いのでテントはスカスカだったが、何故かコバ隊長とキムは外で寝る。放射冷却して寒いが、満天の星は見事だった。
10/19日曜日
五時ころ起床、雲一つない好天だがやはり冷え込んでいる。お湯だけ沸かして各自食事を摂る。俺のコンビニのカップみそ汁は熱源としては一過性らしく身体は全く温まらない。カップラーメン派を横目で羨望する。
桜坂駐車場に移動すると朝っぱらから満車状態。少し戻って路肩に駐車した。好天で紅葉の時期なので混むのも当然か。
沢の準備を整え、登山道へ。過去の記録にある入渓点が不明瞭でウロウロしてしまう。結局分からず登山道が沢と交わるところまで行って、入渓。
大きく開けた雄大な沢だ。しばらくは登山道とちらほら交わったり平行したりしながら進む。一般登山道もスラブがあったりして結構大変。
この時期、水は冷たくできれば濡れたくない。いや触りたくもない。ドボンなんてとんでもない。飛沫と闘いながらも何とかびしょ濡れにはならずに滝をクリアしていく。
上部の日向に出ると暑いくらいで上着を脱ぐ。沢はどんどん狭くなってくる。ぷちゴルジュを登るのは面白いが目の前に冷たい水がジャージャー流れて少々ヒルむ。
トドメはここ。絶対濡れないと登れない小滝。無邪気なお子様チーム(エビ・アズ・キム)は登ったが、大人チーム(コバ・イタ・ハギ)は左の明確なトレースを高巻く。
直登お子様チームはその後もどんどん現れる小滝でメチャ楽しむ。濡れて手がかじかむ前に登らないといけない制限時間付きRC。
一方高巻オトナチームはなかなか沢に戻れない。かなりスリルのあるスラブなどに出くわすも、お子様チームがロープを持って行ってしまったので、無駄に苦労する。
お子様チーム、沢を詰め挙げると真っ青な空と雄大な山並みが美しい。巻機山
そのままちょっとした笹を漕いだだけで登山道に出る。ニセ巻機山のピークを踏んだりしながら待つこと40分。携帯電話もつながり、高巻オトナチームと無事合流。
下りは一般登山道。美しいブナ林などを眺めながら秋の山を満喫、ニセ巻機の風格が見事だった。