棒立山(タカマタギを目指して)

・日程:2026年1月17日(土)~18日(日)

・メンバー:ヤオ(L)、サブ、カトウ

・コースタイム:17日 土樽付近の登山口(9:50)ー標高1050M地点(12:55)

        18日 標高1050M地点(8:00)ー棒立山(12:20)ー標高1050M地点(13:55)ー登

          山口(16:20)

今回は2026年1月17日(土)~18日(日)に行った棒立山について書いていきます。(もともとタカマタギまで行く予定だったのですが、時間が押して手前の棒立山までになってしまいました。)

昨シーズンから雪山を始めた私にとっては2回目のラッセル山行。かつ、過去の記録を見てやってみたいと思い立った初のイグルー泊です。

土樽まで車で行き、初日は標高1050Mあたりまで標高を上げ、イグルー設営。2日目はそこからタカマタギを目指し、来た道を戻る、という行程です。

カトウさんがイグルー推しらしいので、今回はカトウさんを先生として、イグルー作りやってみました。

それではスタート。

~1日目~

9:50 登山口発。土樽駅近くの道路横に車を止め、私とサブさんはわかん、カトウさんはスノーシューを履いてスタート。

どこに車を置こうかと少しうろうろしていましたが、同じ場所にもう1台車が置いてあったので、止めやすかったです。そばには「平標山」の看板あり。

(このSの印のところです。)

天気予報は、初日が晴れのち雨または雪、2日目はずっと雪。ということで展望は期待できず、また2日目は風も強そうなので、厳しそうであれば途中敗退でも構わない、くらいの心持ちで行きました。

もはやイグルーさえ作れれば満足。笑

始めの1時間ほどは林道を歩き、そこから尾根に乗ります。幕営予定地まで、登りの標高差は約500M。

登山口においてあった車の持ち主のものと思われるトレースが、ずっとついていました。

12:00 夕方から天気が崩れるとは思えないくらいの晴天。このままずっと晴れていればいいのにと思いながら登ります。

降るならせめて雪であれっ!(東京では3月末並みの暖かさが続いた1週間で、山を歩いていても確かに、ここで降られたら雨かもしれない、と思う暖かさでした。)

12:55 幕営予定地の1050M地点に到着。予報通り雲が湧いてきています。明日はきっと朝からガッスガス( ;∀;)

風を凌ぐため、少し下ったところで休憩後、イグルー作り開始。1人1つずつと、宴会場にするための共用部をもう1つ、計4つのイグルーを作っていきます。

16:00 約2時間かけてできあがったマイイグルー。床を広く取り過ぎたせいで天井が高くなりましたが、思っていたよりきれいにできました。

サブさんははじめうまくできなかったようで作り直し、時間をかけて2つ目は立派なものが完成。初心者は天上高くなりがちなようです。

カトウさんはコンパクトなイグルーをサクッと作り、私たちが自分らの個室を作っている間に、大きい共用イグルーも作ってくださいました。

本来この時期は雪がさらさらしすぎて、イグルーや雪洞を掘るには向かないらしいのですが、最近はずっと暖かかったせいか、とても扱いやすい雪でした。

作っている最中にみぞれのようなものが降ってきましたが、それも間もなくちゃんとした雪に変わり、雨にはならなかったので一安心。

16:40 融雪開始。天上無しで、雪も降ってくるのでだいぶ寒いです。しかし外に比べれば格段に暖かく、これでテントを持ってくる手間が省けるのだから、カトウさんがイグルー泊にハマるのも納得。

全員のプラティパスに水を詰めたら、次は夕飯作り開始。

18:00 出来上がったのはすきやき。写ってないですが、ちゃんと生卵も持っていきましたよ。雪山のご飯と言ったら鍋系一択ですよね。

ご飯食べて、ちょっとだけお酒も飲んだら、寒いので、さっさと個室に戻って就寝準備。山の上で個室・・・なんて贅沢な。

イグルーの中はかなり広々していて、荷物はがっつり広げられますし、余裕で足も延ばして寝られました。

私は少し出入口を広く作りすぎてしまいましたが、ダウン2枚+厳冬期シュラフ+マグマ8枚で、朝まであまり寒さは気にせず眠れました。一方で、軽量化重視でスリーシーズンシュラフのお二人はかなり寒かったのではないかと思います。なんてタフな。

寒くて眠れないのは嫌なので、荷物が重くなろうとも防寒はしっかりしておきたい派。

20:00頃 就寝。

~2日目~

5:00 起床。雪は夜通ししんしんと降り続いたようで、出入り口を塞ぎ切れていなかった私のシュラフの上には、薄く雪が積もっていました。それでもシュラフの中は暖かく、まだ寝ていたい気分。

カトウさんは雪のブロックで、サブさんはツエルトで出入り口を塞いでいたので、そこまで雪は入ってこなかったようです。

気持ちを奮い立たせてマイイグルーを抜け出し共用部に集まり、朝食準備します。朝食はサブさんが用意してくださった山の定番棒ラーメン。トッピングに乾燥ワンタンとチャーシュー。肉、嬉しいです。

もともと日の出を見たくてこの起床時間にしたので、ガスガス&途中撤退の可能性大なこの日はもう少しゆっくりしても良かったかもしれない、なんて話しながら食べました。が、結果的にはこの時間設定は正解でした。なんせ私のペースが遅いもので💦

7:30 頑張って作ったイグルーを一瞬で蹴り壊して、出発。標高1050M地点に余計な荷物はデポしていきます。とりあえず行けるところまで行ってみて、風が強くなるようなら引き返そう、と話していました。

まだうっすらと残る昨日のトレースをたどります。トレースの主は恐らく2人、昨日はすれ違わなかったので、日帰りで周回したのでしょう。

幕営地から棒立山まで、約400Mの緩やかな登り。そこまで行ってしまえば、タカマタギはさほど遠くはありません。

どこまでも真っ白な世界。眺望は無くても、これはこれで幻想的で、見惚れます。

11:30 棒立山山頂直下まで来ると傾斜がきつくなります。ラッセルがしたくて私はずっと先頭を歩かせてもらっていたのですが、ふかふかの新雪と急傾斜により一歩進んではずり落ちを繰り返し、かなり長いことお二人をお待たせしてしまいました。

一部雪崩そうだったり雪庇の様子がよくわからなかったりで、少し緊張する場面もあり。

12:20 山頂標識も眺望も無い棒立山着。平衡感覚を失いそうになるくらいの白。ただ強風予報は外れ、弱風で快適。道中「これならタカマタギまでは行けそう」なんて話していたのですが、結局かなり時間が押してしまったのでここで引き返します。わかんからアイゼンに履き替え、さっさと下山開始。

登りに比べれば下りはあっという間。幕営地から棒立山まで、登り4時間かかった道が下りは1時間でした。

そして下りてくるほどに明るくなる空模様。キラキラの霧氷は綺麗ですが、なんとも恨めしい。

デポした荷物を回収し、そこから登山口までは踏み抜きまくったのもあり、単にくたびれてきていたのもありで私のペースが落ち、ここでも先輩方には退屈させてしまったと思います。

16:20頃 登山口着。思っていたより遅くなりました。もう疲れて足がジンジンしているという有様で、情けない・・。(雪山って膝から下だけやたらと疲れるのに、翌日以降は一切筋肉痛にならないの不思議です。)

下山する頃には日が傾きかけ、空はすっかり晴れていました。登りはずっと雪だったのに、なんで?笑

そうは言っても、たくさんラッセルできて、イグルー泊もできた今回の山行、個人的には十分楽しめました。

私の激遅ラッセルに文句ひとつ言わずついてきてくださったお二人には感謝しかないです。もっとガツガツ歩けるようになりたいと、強く思った山行でした。

おわり

鞍掛沢

・日程:2025年6月28日(土)~29日(日)

・メンバー:ヤオ(L)、キヨ、ササジ、サブ、カトウ

・コースタイム:28日 矢立石登山口(5:30)ー入渓(7:30)ー乗越沢出合付近で幕営(11:40)

        29日 幕営地(7:00)ー鞍掛山のコル(9:20)ー鞍掛山展望台(10:00)ー日向山 (11:50-12:40)ー矢立石登山口(13:25)

3月頭の養老沢ぶりに記録を書きます、ヤオです。

今回行ってきた鞍掛沢は、美しいエメラルドグリーンの淵が特徴の開けた沢で、日帰りも可能な沢ですが、今回はそれを前泊+1泊2日で遡行するというかなりのんびりとした計画です。

記録を見てもとっても綺麗そうで、ササジさんイチオシの沢ということもあり、期待大でスタートしました。

~1日目~

4:30 起床。駐車場から見える朝焼けが既に綺麗。

行程には余裕があるものの、週末の朝は駐車場の争奪戦になるため、ササジさん、カトウさんの車で前乗りしていました。

(前泊地でいきなり日本酒を飲もうとしていたキヨさん。私には理解不能です。酒は山頑張った後に飲んでこそ旨いものでしょう?)

トイレを済ませ、前泊地の尾白川渓谷駐車場から車で20分程の矢立石駐車場まで移動します。

5:30 入山。

共同装備はなるべく均等に割り振ったはずですが、やたらとザックが重いのがキヨさん。日本酒持ち過ぎなんです。それもビンで。

7:30 入渓。

所々崩れた林道を一時間半ほど歩き、ロープの渡してある急斜面を下ると尾白川に降り立ちます。ここからもうずっと綺麗。

7:55 最初の滑滝。

なんてことはない滝ですが、私は滑って釜の中へドボン。初っ端から全身ずぶ濡れ。この沢はフェルトよりラバーの方が効くようです。

8:20 夫婦滝。

この日のメインとなる二段滝。下段はササジさんが先に登り、お助けロープを出してもらいます。ツルっツルのスラブに苦戦し、みんな最後はゴボウで。ロープなしで登ったササジさん、すごい。

上段は簡単。

(ところでこの滝、なんで夫婦滝っていうんでしょう。

上段と下段で夫婦ってことなんでしょうけど、夫婦滝って二筋の滝を指すことが多いから、そう考えるとこれはけっこう珍しいタイプの夫婦滝なのかも、とか思ったり。)

9:00 鞍掛沢出合で一本。

休憩時、サブさんが泳いでいたり、キヨさんが飛び込みしたり。羨ましいですが私はけっこう冷えたので日向ぼっこしつつお二人を眺めます。やっぱり泳ぐならフラッドラッシュがほしい。

9:55 途中、いい感じの飛び込みスポットがあったのでみんなで遊んでいきます。背が高い人は足がついてしまう程度の深さ。

以降、天国みたいな綺麗なナメの連続。

11:30 乗越沢出合着。このあたりに幕営適地があるので、初日の行動はここで終了。

タープを張り薪を集めたら、各々自由行動に。

私とキヨさんは釣りに行きましたが何も釣れず、残念。

15:30 ぼちぼち火を起こし、宴会開始。夕飯はそばで、持ち寄ったつまみの方が豪華でした。

まだ明るいうちに始まった宴会は、最後にはサブさんとキヨさんだけになり、22時くらいまで続きました。

25:00 私一人、星空を撮るため夜中に起き出します。

肉眼では天の川までは見えませんでしたが、pixel9aだとばっちり写っていて、とっても綺麗。

~2日目~

5:00 起床。

朝食はラーメン。トッピングにコーンとワンタン。なかなかに贅沢です。

7:00 出発。

初っ端から滝を登ります。下部は右から、上部は左から。私が滝の左側を登っているうちにみなさんもっと左の草付きを登っていくから少し焦りました。ビビりながらも登り切ります。

この滝を超えて間もなく私が道を間違えたのでオーダーが反転。いくつか滝を高巻いて本筋に戻るまで、先輩方に先頭を代わってもらいました。

(リーダーとは名ばかり、ルーファイも読図もまだまだ初心者なのです。)

8:15 沢に復帰したところで一本。キヨさんがだいぶお疲れの様子。お酒飲み過ぎなのでは。

(ワンゲル同期にも、軽量化を無視して重い嗜好品を持参する人がいましたが、そういうのは余計な重量を課してもなお余裕を持てるだけの体力があるから格好良いと思うんです。)

9:20 鞍掛山のコル着。サブさんとササジさんは遅れ気味で到着し少し休憩。まあまあ急登でした。

その後体力温存と言って鞍掛山ピストンを拒否するサブさんとキヨさんには荷物番をしてもらい、カトウさん、ササジさんと3人で鞍掛山展望台へ。

10:00 急登を20分程登り、展望台着。

展望台からは甲斐駒の雄姿が望めますが、この日は少し雲がかかっていました。

15分くらい晴れ待ちして、引き返します。

10:30 コルに戻ってきました。登りは先輩方はゆっくりになるので、私とカトウさんが先行して日向山に向かいます。

11:50 日向山着。

良く晴れて、まさに天空のビーチという雰囲気の日向山。最後の登りが暑くて急で、息が上がりました。

30分ほど待ちバテバテの先輩方と一旦合流、道の駅で落ち合うことにしてまた2人で先に下山します。

13:25 矢立石登山口着。下山はなだらかで歩きやすい道。先輩組は40分くらい後に下山したそうです。

お疲れさまでした。

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長いアプローチと下山がネックと言われる鞍掛沢。確かに登りは急で疲れますが、怖いところはないので個人的にはあまり気になりません。

沢は綺麗で日向山も綺麗でテン場も快適。間違いなくこれまでで一番楽しい沢でした。

こんなに素敵な沢を教えていただき、先輩方には今回も大感謝です!

おわり

養老沢

・日程:2025年3月1日

・メンバー:モト(L)、ササジ、ヤオ

・コースタイム:山の駅 喜楽里(9:20)―熊野神社(11:40)―山の駅 喜楽里(12:40)

こんにちは、ヤオです。

今回行ってきた養老沢は、千葉県・養老渓谷のすぐ近くの、遡行時間2時間弱のお手軽な沢です。

ほんの1週間前に厳冬期八ヶ岳の極寒を体験したばかりなのですが、ヒルが出ないうちにということで、かなり早い沢初めになります。

予報では暖かくなりそうですし、あまりがっつり浸かる場所も無さそう、と、個人的にはとても楽観的に構えていましたが、さて実際は・・・。

6:30 王子発

週末、千葉方面はゴルフ客が多く混雑するらしいので、沢の遡行時間は短いですが朝早めの出発。

八ヶ岳に引き続きササジさんに車を出してもらいました。

8:40 山の駅 喜楽里着。開店は10時らしいです。

トイレを済ませ、入渓場所を探しつつ少し暖かくなるのを待ちます。

可愛い猫。近づくと逃げられました。

9:20 入渓。

喜楽里のすぐ目の前にある遠見の滝から入渓。

養老沢では本来計10個のトンネルを通ることになるのですが、私たちは初っ端から水に浸かることを忌避し、水深の深そうな初めの一部をカットしました。

なので↑これは、正規ルート上では3つ目のトンネル。

入渓してすぐのところ。倒木だらけで進みにくいので、少し巻きます。

9:40 沢筋に戻って少し進むと、間もなく4つ目のトンネル。

トンネルの中はヘッデン必須です。

外の光が差し込む画はとても綺麗ですね。

9:55 5つ目のトンネル。

ここも綺麗。

地味に深いので、右側をへつって通過しますが、この辺けっこう岩が脆い。

ずり落ちつつもずぶ濡れは回避しました。

それで、問題の寒さについてですが、思った通りというか、思ったよりずっと暖かかったです。

水は冷たかったですし深いところで足の付け根あたりまで浸かりましたが、やはりだいぶ気温が上がったおかげで凍えることは無く、とっても快適に歩けました。

10:00 6つ目のトンネル。ほんとにトンネルだらけです。

ちなみにこのトンネル、すぐ横にもう一つ穴があったのでそちらも入ってみました。

が、人一人ぎりぎり通れるくらいの細さで通り抜けられるかも分からないうえ、横にも上にもこんな感じでゲジゲジ?がうようよしていたので引き返しました。

メインのトンネルの方は楽々通過。

通り抜けた先には穴は見当たらなかったので、おそらく横道は途中で終わっていたのでしょう。引き返してよかった。

7つ目、8つ目は短いです。

綺麗なナメ①

トンネルだけではない、こういう見どころもあって、飽きない沢です。

10:40 9つ目。これも短いです。

綺麗なナメ②

しばらくリラックスして歩いていると、突然何かに驚いた様子のササジさん。

何やら二重で驚いているよう。

後ろを歩く私とモトさんはワンテンポ遅れて気づきましたが、目の前にイノシシとシカの死骸が転がっていました。

どちらも新しそうで、虫はたかっていましたが綺麗に身が残っています。

野生のイノシシも、骨になる前の死骸も見るのは初めてで、不謹慎かなと思いつつ嬉々としてスマホを向けパシャリ。でもここには載せないでおきます。

それにしても、どうしてシカとイノシシが同じ場所で死んでいたのでしょう。

遡行中に猟師の方にお会いしたり、銃声が聞こえたりしたので、これももしかしたら人の手によるものだったのかも?

気になりますが、今さら確認のしようもありません。先に進みます。

10:55 最後のトンネル。

このトンネルを抜けると沢はほとんど終わり。あっという間です。

登り口を探しつつ歩きますが、ここで一時的に私が先頭になり、結果見事に登り口を見逃して沢線を突き進みます。地図読めていないのがバレバレ。

すぐにササジさんが止めてくださり、少し引き返してこちらが目的の登り口。

この沢唯一のクライミングできるポイントです。素敵なカチがありました。

あまり難しくはないですが滑るので、スポットがいないと少し怖かったかもしれません。

滑ると言えばこの沢、全体通してところどころ滑りやすくて、ラバーソールのササジさんは特によく滑っていました。

フェルトは便利なものだと少し感心。

詰めも短いですが急登。ちょっと怖い。木の根っこを掴みながら登っていきます。

11:40 詰め上がって伊保田集落が見渡せる場所に到着。

ここで装備解除します。暑いのでレインも脱ぎます。半袖でも良いくらい。

今回辛かったのは寒さより花粉でしたね。途中から私はくしゃみ連発、モトさんもずっと鼻をかんでいて、忌々しい花粉の季節の到来を感じる沢歩きでした。

ここから車道に出て、40分くらい歩いて喜楽里に戻ります。そうして戻ってきたのはまだ12時半頃。

東京に帰って解散したのは?・・・確か、21時頃。

少しだけ千葉観光するつもりが、ここも行きたいそこも行きたいと言っているうちにこんな時間になってしまいました。

お二人とも遅くまでお付き合いいただきありがとうございました。

沢とは関係ないので詳細は割愛して、写真だけ。

粟又の滝。登れますかね。

濃溝の滝。朝、光の差し方によってはもっと綺麗に見えるらしいです。

濃溝の滝近くのカフェに、可愛いジブリ空間。

これを見て“ヤドリギ”の名前が出なかったのが悔しい。

鹿野山九十九谷展望台や江川海岸潮干狩場なんてところも寄りましたが、期待した景色は見られず。

個人的には行けただけでそれなりに満足です。

ササジさん、今回もたくさん運転していただき、ありがとうございます。

そしてモトさん、とっても面白い沢に連れて行ってくださり、ありがとうございました。

おわり。

南八ヶ岳 赤岳・硫黄岳

・日程:2025年2月22日~24日

・メンバー:サブ(L)、コバ、ウエ、ササジ、アサヌマ、ヤオ

・コースタイム:

[1日目]赤岳山荘駐車場(10:30)―赤岳鉱泉(12:30)

[2日目]赤岳鉱泉(6:30)―行者小屋(7:00)―赤岳(9:20)―地蔵ノ頭(10:30)―行者小屋(12:00)―赤岳鉱泉(12:30)

[3日目]赤岳鉱泉(6:00)―赤岩ノ頭(7:50)―硫黄岳(8:20)―赤岳鉱泉(9:50)―赤岳山荘駐車場(12:10)

今回初めて山行記録を書かせていただきます、昨年入会しましたヤオです。

山行記録を書くにあたり参考にこれまでの記録を読んでみようと思ったのですが・・・ほとんど無いじゃないですか。

書き手のいない山行記録に読み手がいるとも思えず、では何のために書くのかと少し疑問を覚えますが。

せめて自分の記憶に残すため、先日の南八ヶ岳登山について綴っていこうと思います。

※もともと山行記録を書くつもりで行っていなかったので、記載したコースタイムに多少のずれがあるかもしれません。今度からちゃんとメモしておきますね。

【1日目】

多くの登山者は八ヶ岳山荘駐車場から徒歩で登山口に向かいますが、私たちは登山口のすぐ近くの赤岳山荘駐車場まで車で入ったので、1時間ほどコースタイム短縮できました。

道を開けてくださる登山者の方々と、ガッタガタの林道を運転してくださるお二人に心の中で手を合わせます。

10:00 赤岳山荘駐車場より登山開始。

赤岳鉱泉まではなだらかな登り。ショートカットしつつ登ります。

途中、堰堤広場手前の駐車場でマムートジムニーを発見。かっこいい!

これ、赤岳鉱泉とマムートがコラボして誕生したジムニーらしいですね。ちなみに鉱泉の物資はここから歩荷で上げているそうで、小屋の方には頭が上がりません。

11:10 堰堤広場で一本。

12:30 赤岳鉱泉着。

初日の行程はここまで。アイスキャンディー近くのテン場を整地し、ササジさんが運んでくださったジャンボテントを張ります。

このnewジャンボ、とっても優秀で、余計なギア類やヘルメットは外に出しましたが、その他の荷物と大人6人が入ってもそれなりにスペースの余裕があります。

テントを張っている間に凍え切った私は、見かねたサブさんのお言葉に甘えて一足先に小屋のストーブで温まります。少ししたら荷物整理を終えた他メンバーも小屋にいらっしゃって、各々カレーやらもつ煮やら酒やら注文し一休み。

感動したのがこのジェットヒーター。汗や雪で湿った衣類も秒で乾く威力。

それに客室にあるコタツを見ると、もはやテントに戻る気は失せます。小屋泊したい。

しかし15時を過ぎれば小屋の開放スペースも使えないので、しぶしぶテントに戻ります。今回、ありがたいことに赤岳鉱泉で水を汲ませていただけたので、融雪はしません。

いつも通り持ち寄ったおつまみを食べつつ、お酒飲みつつ、団欒タイム。なんだかんだテントで過ごすこの時間が大好き。

ウエさんお手製のチョコサラミ。手作りのお菓子ほど嬉しいものはありません。

翌日の分もあるそうなので、明日はそれを楽しみに頑張って赤岳登って来ようと決めました。

18:00くらいに夕食準備開始。

コバさんが用意してくださったトマト鍋。

美味しかったです。

私の貧弱な語彙と味覚では大した食レポはできませんが、くたくたの野菜にベーコンと油揚げの旨味、ローズマリーの香り、これだけできっと美味しさは伝わるでしょう。

20時頃就寝。

(ちなみにジャンボテント、きゅうきゅうでしたが6人並んで寝られました。並び方を変えれば、もう少し余裕もできそうです。)

【2日目】

4:00 起床。

朝食は私持参のペンネ。ワンゲル時代の定番朝食の一つで、スパゲッティよりよそいやすいからオススメです。

6:30 赤岳鉱泉発。

7:00 行者小屋着。見上げた大同心や阿弥陀岳は立派で、目標の赤岳は遠く見えます。

残念ながらササジさんはここで引き返してしまったのですが、その帰り道がなかなか大変だったようで、曰く、「通勤ラッシュみたいだった」と。

晴れの三連休、登山客が多いのは必然ですが、山の中であまりにも人が多いとなんというか少し、萎えてしまいます。

別れを惜しみつつ行者小屋を過ぎると、間もなく文三郎尾根の急登が始まります。

これがもう、笑っちゃうくらい急登で。だんだん前を歩く3人との距離が広がります。

そして赤岳の方を見ると主稜を登る人たち。普通に登るだけでいっぱいいっぱいな私には、ちょっと理解できない世界。

阿弥陀岳分岐からは分かりやすく風が強まり、さらに進むと核心の岩場に差し掛かります。

ここ、本当に怖かった。

死ぬとは思いませんでしたが緊張する場面が続きました。

道中、ずっと急かしもせず後ろについて、時々アドバイスをしてくださったコバさんには、感謝と尊敬の念に堪えません。本当に、大尊敬です。

9:20 赤岳着。快晴で風も強くなく、最高です。

一通り写真を撮り、山頂の景色にまだ後ろ髪引かれつつも長居していては流石に冷えるので、そそくさと下山開始。

山頂に着いたときって一番感動しますが一番絶望もします。

自分で登ってきた分、何が何でも自分で下りないといけないので。

10:20 風を凌げそうであまり凌げなかった赤岳展望荘の陰で一本。

下りは地蔵尾根から。これもかなりひやひやするポイントがいくつかありました。

びびってなかなか進めない私に合わせてずっと前後歩いてくださった先輩方には、本当に感謝しかありません。

12:00 行者小屋着。

12:30 赤岳鉱泉着。ほっとしました。

前日と違ってテントの中がとっても暖かかったのですが、前日同様15時まで小屋でのんびりします。

ワイングラスまでマムート仕様。

小屋にはロープの結び方を展示しているコーナーがあり、そこで少し、結びの確認という名の暇つぶしもしました。

バタフライノット、覚えておきます。

15時を過ぎてテントに戻ると、私としては困ったことに、皆さん昼寝を始めました。

暇を持て余した30分程度のお昼寝タイムのあと、この日もまたプチ宴会が始まります。

日本酒に詳しいサブさんと、ワインに詳しいコバさんで一時話が盛り上がりますが、私にはさっぱりなんの事やら分かりません。というか、たぶん誰が聞いても分からない。

でもマニアの話って面白いですし、何か一つでも、極められるものがあるのって本当に素敵だと思います。

2日目夕食はアサヌマさん持参のほうとう。かぼちゃの優しい甘さにほっこりします。

とっても美味しかったのですが・・・味噌をパック丸ごと持ってきたアサヌマさんに皆さん大ウケ。

軽量化の概念を捨て去った食材のチョイスには、一種の憧れを覚えます。

21時頃就寝。

【3日目】

4:00 起床。

余っていたうどんとカブ葉と、ウエさん持参のなるとで朝食。

山では貴重なたんぱく源、ありがとうございます。

6:00 赤岳鉱泉発。

諸事情によりサブさんとササジさんにはテントキーパーをお任せして、4人で硫黄岳に向かいます。

天気が心配でしたが、この日も朝は快晴。晴れているうちにサクッと登ってきましょう。

途中、木々の隙間から見える景色が、大同心が、あまりにも綺麗でつい足が止まります。

空と雪のコントラストが、とっても綺麗。

ただ、危ないところはありませんが、登りは今日も急登です。

酸素の薄さを感じつつ、頑張ってウエさんに付いていきます。

7:50 赤岩ノ頭着。

登る苦労は赤岳に遠く及びませんが、正直、赤岳に劣らない絶景です。目指す硫黄岳はもう目の前。

8:20 硫黄岳着。

こちらは少しガスがかかっていますがほぼ無風。硫黄岳は基本的に強風が吹くと聞いていたので、あまりに快適で驚きました。

山の神様に愛されたのは誰でしょうか。

山頂を満喫したら、あとは温泉を楽しみに下山するだけ。

赤岩ノ頭の雪庇、可愛いですね。

9:50 赤岳鉱泉着。

サブさんとササジさんはすでにパッキングを済ませていて、私たちがパッキングしている間にテント撤収してくださいました。

登山口まで、あと1時間半ほど、歩きます。

12:10 赤岳山荘駐車場着。

車で八ヶ岳山荘までもどり、J&Nで温泉入ってご飯食べて、解散です。

復路も運転、ありがとうございました。

改めまして、計画してくださったサブさん、お忙しい中、登らないのに車運転してくださったササジさん、死なないように見守ってくださったウエさん、コバさん、本当にありがとうございました。

おわり。