北アルプス 西穂高岳

日程:2016/1/16~17

メンバー: サブ(L)、エビ、トヨタ、セキザワ(記録)

16日

新宿08:00の特急あずさに乗り松本下車。松本でバスチケットを買う。新穂高への直通バスは出ていなかったので平湯温泉にて乗り換える。
新穂高ロープウェイは第一リフトと第二リフトを乗り換えて14:00ごろ西穂口駅着。それぞれの乗り継ぎ時間は丁度良かったものの、移動時間6時間!(乗り物弱い自分にとってはある意味一番の難所でした)
準備をし14:15ごろ出発。事前にインターネットで見たところ西穂口駅には身長より高い雪の回廊なるものがあるらしいが、やはり今年は雪が少ないせいか腰より低かった。01_西穂口から西穂山荘へ

15:15西穂山荘着。この日は飲む人がさぶさんしかおらず、少し寂しそうでした。(スミマセン)さぶさんの魚とトマトとチーズを炒めたおつまみ、トヨタさんの鍋非常に美味しかったです。夜はよく晴れて、星がくっきり見えました。実は自分は3000m級の山で星を見たことが無かったので、北アルプスのしかも冬の時期に見ることができ感激でした。

17日

3:30起床。外に出てみると無風。こばさんの予報では昼くらいから天気が崩れ始めるとのことだったので、まだ真っ暗な5時過ぎに出発。
経験の浅い自分はハーネスを着用しました。テン場を出て登り始めると飛騨側からかなり強い風。雑に大股で歩いていると片足になった瞬間身体が横に流されそうになるので、小股でしっかり歩く必要がありました。(先輩方曰くこれはそよ風らしい・・・)独標あたりで白んできました。02_独標

ピラミッドピークに至るころには気づけば風もそれほど気にならない程度になり、絶好の天候になりました。空気も澄んでおり、360°アルプスの山々が見渡せました!(正直槍ヶ岳くらいしか自信ありませんが・・・)03_ピラミッドピーの登り
途中一か所さぶさんにお助け紐出してもらいましたが、とくにロープも出すことなく08:00ころ西穂到着しました。事前に調べたところでは独標~西穂は雪と岩稜のミックス、痩せており危険との記録が多かったので経験の少ない自分としては少しビビっていました。しかし雪のつき方が良かったのか、アイゼンがよく決まるくらい良い具合に締まっていたお陰でしょうか、特に難所と感じる箇所もなく快適な稜線歩きでした。04_西穂 06_山頂にて 05_稜線を振り返る
山荘に戻ったのは10:00ころでした。テント撤収し11:00ごろ山荘を出発。1時間弱で西穂口駅に着き12:15のリフトに乗車。上部の第二リフトは2階建てなので定員も多く比較的乗車率マシなのですが、第一リフトの定員が40人と少なめの為大変でした・・・。下手したら定員にあぶれてしまうので素早く並ぶのがいいかもしれません。12:55のバスに乗り新穂高発。(ここでエビさんがバスの運転手に外国人だと勘違いされる)途中平湯温泉でお風呂と遅めの昼食をとり帰りました。

07_パノラマ

最後に

後から計画に入れて頂いたり、技術的指導等頂いたり、先輩方に感謝です。個人的な反省や課題はいくつかありますがこれからの長い山人生に活かしていきたいと思います。冬の北アルプスですばらしい景色を堪能できて大満足です。充実した週末をありがとうございました。