裏銀座~雲ノ平

【日程】2017年8月14日~2017年8月17日
メンバー:サブ(L)、エビユミ、アズ、ジャンヌ、サクラ(記)

【行程】
移動日/13日・・・22:30竹橋(夜行バス)

DAY1/14日・・・4:30 七倉ダム(タクシー)→6:00 高瀬ダム→6:30 北アルプス裏銀座登山口→ブナ立尾根→10:20 烏帽子小屋到着・幕営→烏帽子岳ピストン→13:40 烏帽子小屋戻り

DAY2/15日・・・4:00 烏帽子小屋出発→7:30 野口五郎岳→10:40 水晶小屋(悪天候のため水晶ピストンは中止)→12:30 祖父岳→14:00 雲ノ平キャンプ場到着・幕営

DAY3/16日・・・6:30 雲ノ平キャンプ場出発→10:00 薬師沢出会→13:30 太郎平小屋到着(悪天候のため小屋泊に変更)

DAY4/17日・・・3:40 太郎小屋出発→薬師岳ピストン→8:40 太郎小屋戻り→(朝食後)9:50 太郎小屋出発→13:00 折立ヒュッテに下山(バス)→富山駅(新幹線)→東京

 

8月14日

天気 曇り
「女子限定とは言っていなかったが、なぜかこうなった」という、3泊4日の女子山行スタート。先が長いので、ムリせず1時間に1回の規則正しい休憩を取りながら進む。烏帽子小屋にて幕営後、空身で烏帽子岳ビストン。雲が多いものの、雨に降られることなく楽しく歩いた。夕食はサブさんの塩豚丼。2~3日塩漬けにしてから冷凍したという豚バラ肉は、ちょうど良い具合に解凍され、絶品!夏の縦走においても、初日ならではのメニューがあるのだと勉強になった。

烏帽子岳
絶品塩豚丼

8月15日
天気 雨ときどき曇り
この日だけは晴れて欲しいと願っていたが、ヤマテンの予報が悪いほうにはずれてしまい、風景が見えない中を黙々と歩く。しかし、景色が見えなければ足元の花々を楽しむというポジティブな気持ちの切り替えは、みんなさすが。雲ノ平に到着すれば、もうひとつのお楽しみ「アズちゃんとの合流」というイベントが待っている。幕営後にサブさんがアズちゃんを迎えに出る。その間、残ったメンバーは水汲みと食事の準備。ほどなくして無事に合流!日本最後の秘境で感動の再会。

歩いてきた稜線を振り返る
雲ノ平、高山植物のお花畑

8月16日

天気 雨ときどき曇り・一瞬の晴れ間
終始雨の中の雲ノ平となり、いつかリベンジしたいと願いつつ太郎平に向かう。太郎平到着のタイミングで今回初めての青空を見るも、またすぐに雨模様。サブさんが「雨の中を無理して幕営せず、小屋に素泊まりしよう」と提案してくれたのは、3泊4日の縦走初体験の私に配慮してくれたのかもしれない。夜になると星空がキレイだったので、明日は3時に起床して最後の薬師岳に懸けようということになる。

薬師沢
太郎平に到着

8月17日

天気 晴れときどき曇り
やったー、晴れた。大急ぎで身支度を済ませて3時40分には小屋を出発。みんな子どものようにはしゃぎまくり、何十枚と写真を撮り、今日までのすべての疲れを吹き飛ばした。今回の縦走で最初に登った烏帽子岳は男性的な山であったが、最後の薬師岳は対照的な山容で、改めて縦走の楽しさを実感した。折立に下山後、富山駅近くの「劔の湯」にて4日分の汗を流す。

登山道から見る雲海と朝焼け
薬師岳山頂

 

最後に・・・出発前日は「大自然の奥深くで、3泊4日を過ごす」ということに多少の緊張があったが、過ぎてみれば下山するのが惜しいほどの楽しい時間だった。サブさんの的確な判断力はカッコいい。エビユミちゃんにはテント生活を快適にする工夫を教えてもらい、アズちゃんの豊富な知識と山歩きの体力に感動し、ジャンヌさんお手製の乾燥野菜とキノコの煮物に舌鼓を打った。山は本当に楽しい。私もひとつずつ経験を積んで、もっといろいろな山に行きたいと心から思った。メンバーの皆様に心から感謝。ありがとうございました。

以上