メンバー: ケンタ(L) ・ ミドリ ・ タケ(記)
9/10 上高地~西穂山荘(幕)
9/11 西穂山荘~西穂高岳~天狗の頭~奥穂高岳~涸沢(幕)
9/12 涸沢~上高地
台風接近中。週末の天気予報がイマイチ良くない。
しかし、日頃の行いが良いからであろう。金曜の午後になり、急に日曜の天気に☀マークが!
「ボールはまだ生きています」
「このまま天気予報が変わりませんように!」
9/10(土)
深夜バスに乗り、上高地へ。やはり天気予報が悪いせいだろうか。いつもより人が少ない。
リーダーの最終判断の元、西穂高へ向かう。
上を見上げれば青空。もう秋の空である。9時前にはテントを設営し、3人で西穂ラーメンを食べる。
期待は上回らなかったが、やはり山でのラーメンは美味しい。続いて生ビールもいただく。
「ザ・最高の週末」である。ミドリさんはお酒が足りなかったらしく、この後、酎ハイを飲まれていたらしい。
会に入ってまだ3か月足らずだが、女性のお酒が強い会だなと思う。
その後、ケンタ隊長&みどり先生によるロープワーク講習。ロープワークはおもしろい。
この日は19時前に就寝。隣のテントは遅くまで話し声がした。
9/11 (日)
1時起床、2時15分西穂山荘出発。
みどりさんの卵雑炊をいただく。あっさりしていてスッと胃に収まった。
1時間余りで独標に到着。まだ真っ暗だ。独標でご来光を待つのかと思ったら先に行くと言う。
さすが山岳会。まさか西穂までカモシカ山行するとは。ミドリさんは楽しそうだ。
西穂から先は明るくなるまで待機。5:15から明るくなり、再出発。
思ったよりルートのマル印がついている。西穂から奥穂のルートは上りメインのルートであるが、
意外と下ったりもする。不本意だが下った分、上らなくてはならない。息が上がってきた私とは反対に、ケンタ隊長は先頭に立ち、さらっと登ってゆく。ミドリさんも仕事後トレーニングしているだけあって足取りが軽い。
逆層スラブを上り、天狗の頭へ。岳沢との分岐では、3時間強で上がってきた西穂で会った若者2名に先を越されたり、ヘルメットなしの不安げなおじさんとすれ違ったりした。
10時、ついにジャンダルム頂上を踏む。やっと着いたー。あの有名な天使がいる。穂高山荘が見える。
馬ノ背を上る途中、ソロの女の人が後ろから迫ってきて横から追い越そうとし、少し怖かった。馬ノ背は意外とあっさり通過できた。馬ノ背を越すと奥穂がもうすぐである。ここでケンタ隊長が高山病になったようだとカミングアウト。最後の最後まで弱音を吐かず、体調悪くても頑張ってくださった隊長には頭が上がらない。穂高山荘で小休止。穂高山荘で売っていたバンダナを買っておけばよかった。涸沢までは単調な道が続く。通りすがりの女性に「一昨日ここで人が亡くなったのよ」と言われ、慎重にザイテングラードを下る。涸沢着。ここで衝撃が走る。なんと、涸沢小屋のおでんがタマゴしかないと言う。そんな馬鹿な!大根は?!糸コンは?!と思ったが、ビールが冷えていたので良しとした。
夜ご飯はケンタさんの野菜入りスープ。ご本人からラーメン失敗したなど、いろいろ聞いていたので、どんなものが出てくるかと心配したが、キャベツたくさんでおいしかった。ミドリさんはここで焼酎を少し嗜んでいた。
9/12(月)
4時起床、となるはずが、「あと30分」と言う鶴の一声で4:30までまた寝る。
9時間睡眠である。穂高を照らすモルゲンロートを鑑賞し、上高地までまったり下る。
途中、徳沢でソフトクリームを食べた。ケンタさんは今回の山行で涸沢・徳沢・上高地と3回もソフトクリームを食べていた。丈夫なお腹である。徳沢のソフトクリームおいしいなと思ったが、ミドリさんは更に高級な○○○のバニラアイスを先日食べており、これが最高だと言う。高級アイス、いつか私も食べてみたいものである。
上高地バスターミナルで100円/3分 シャワーで汗を流す。しかし、簡易的なものなので、シャワーは2台しかなく、シャンプーも購入しなければならない。ドライヤーなし。ゴミ箱は持ち帰り。次は温泉がいいかな。
松本で蕎麦を食べた後、特急で帰京。
お試し山行後の飲み会時に話がまとまり、まさか本当に計画に至るとは思いませんでした。
ケンタ隊長、忙しい中、企画・準備・判断と、本当にありがとうございました。何もかもバッチリでしたね。
ミドリさん、山行前の的確なメール、および山行中の素敵な笑顔をありがとうございました。癒されました。
お二人には、新人で至らない点や気を遣わせてしまった部分が多々あったかと思います。
それでもジャンダルムにご一緒させていただき、充実した山行で感謝しております。御礼申し上げます。