日程:2018年6月30日
メンバー:こば(L)、うえ、ささじー、わだ(記)
コースタイム:前夜泊 7:54大清水駐車場~8:32小淵沢橋~9:20入渓~13:35小淵沢田代~15:00尾瀬沼ビジターセンター~16:20一ノ瀬休憩所~16:40大清水駐車場
出発時、雲の合間から青空が半分、見える。これから晴れることを期待し出発。快調に整備された林道を歩くが、何故か一瀬休憩所に到着。乗り合いタクシーの運転手に不思議に思われつつ、大清水駐車場に戻り、改めて右側の奥鬼怒林道を歩き始める。日差しも強くなり、既に汗だくである。
入渓し、すぐに小ぶりのナメ滝やナメ床が現れる。日差しにより黄金色の川底が良い感じでテンションがあがる。来てよかったと思う。
スダレ状6m滝で本日、初めてのロープにつき緊張しつつ登る。
スダレ状の15m滝、見上げるような高さの滝に少し不安。トップロープで確保して貰い左岸から登るが、苔でぬめる岩にホールド、スタンスがわからずてこずる。水をかぶりながら登る方が、ぬめらないことに気づきなんとか登る。水の冷たさが気持ちいい。
先行している釣り師がいたので魚が逃げてしまわないように、静かに歩く。我々の目の前で40cm程のイワナを釣りあげる。既に10匹以上釣りあげていた。これだけ滝があってもイワナは遡上するようだ。
階段状の連瀑帯、高度感のある滝であるが、ホールド、スタンスを探しながら登るのが楽しい。
5mナメ滝、右壁から登る。
最後の3条10m直滝は、水量が多く直登は難しい。右の巻道はもろく、落石を起こさないよう静かに登らなくてはならない。
その後はだんだん水量が少なくなり、ササヤブをかきわけつつ、稜線を目指す。左岸の沢を使うと稜線は近いが小渕沢田代に立ち入りとなるため、右岸の本流を最後まで詰め、登山道に合流した。小渕沢田代はワタスゲが満開、貸し切り状態の中、沢靴から登山靴に履き替えをした。
2度目の沢登りで、ついていくだけで精一杯、同行のメンバーに感謝。歩行技術、体力は勿論のこと、地図読み、ロープ作業、ギアの扱い方等、身につけなければならないと感じた。