上州武尊(前夜発日帰り) 2015年3月15日(日)
【行程】
リフト乗車 8:10 ― リフトトップ出発 8:40 ― 剣ケ峰山 9:10 ― 武尊山 10:35 ― リフトトップ 12:20
【メンバー】
サイトウ(L)、タカタカ、カオリ、トヨ(記)
前夜、車で川場スキー場に向かう。通常は関越経由だが、関越で事故があり、東北道経由となる。川場スキー場の駐車場5階で仮眠。
リフトが8時運行とのことで、翌朝7時過ぎに、7階リフト券売り場へ向かう。
リフト券購入時に登山届(車の駐車階、車種、ナンバーを記載)を提出すると、リフト券と共に人数分の登山届提出済証を渡される。リフトに乗車する際、リフト券とこの登山届提出済証を提示し、下山時、リフト券売り場にこれを返却することで下山を確認するシステムとなっている。
ゲレンデに出ると、山の上の方は少しガスがかかっていたが、予報では午後に向かって天気がよくなるとのことだったので期待する。
8時過ぎに運行を開始した桜川エクスプレスとクリスタルエクスプレスの2本のリフトを乗り継ぎ、リフトトップへ。ゲレンデを区切るロープを越えたところで、アイゼンをつけ身支度を整える。徐々にガスがあがり、白と黒のまだら模様となっている剣ヶ峰山の山腹が見えてくる。
8:40 出発。目の前の斜面を登り、尾根にとり付く。
尾根にあがり、しばらく進むと、数メートルに渡り狭いクラックが走っている箇所があった。今回は視界もよくはっきり認識することができたが、視界不良時や雪で隠れてしまうと怖い。尾根自体は幅があるので、あまり右にルートをとらない方がよいと思われる。それ以外は特に危険個所もなく進む。暫くすると徐々に傾斜がきつくなり、剣ヶ峰山への登りとなる。
9:10 剣ヶ峰山到着 スタート時より更に青空が広がる。この後は本日のルートの核心、剣が峰の下りだ。それほど長くはないが、高度感も傾斜もあるので慎重に進む。
剣が峰山から先は、緩いアップダウンを繰り返し、武尊へ向かう。危険個所もなく、ベイマックスもどきのスノーモンスターの間を縫って行く。
やや傾斜のきつい武尊への登りを越えて、10時35分山頂到着。雪の白と青空とのコントラストが美しい。360°のパノラマの中、山の山座同定を暫く楽しんだ後、下山を開始。
途中、谷川岳方面にかかっていたガスがきれ、天神尾根、西黒尾根、一の倉の岩壁等がジオラマのように認識できたのには感激した。
帰路は気温の上昇と共に雪がゆるみ、アイゼンに付着しやや歩きにくかった。
12:20過ぎにゲレンデトップに戻る。
以上